25話 ページ25
朝7:30。
都内某所のマンションの下に、
一台の車が停まっていた。
そこにマンションから出てくる人物が乗り込む。
吉沢「おはようございまーす。」
佐伯「おはようございます。」
吉沢亮が乗り込んだのは、
彼のマネージャーである佐伯の車だった。
佐伯「最初に雑誌撮影のスタジオ向かいますね。」
吉沢「了解っす」
Aおはようございます。昨日はありがとうございました。
Aお仕事頑張って下さい!
マネージャーの言葉を軽く流しながら、
吉沢は昨日の彼女とのLI◯Eトークに夢中になっていた。
その様子をバックミラー越しに見ていた佐伯は
小さくため息を吐いて吉沢に言った。
佐伯「昨日女性と出かけてました？」
吉沢「…え！？」
まさかの発言に吉沢は目を見開いて佐伯を見た。
佐伯「事務所の関係者が、吉沢さんの車に乗り込む女性を目撃したそうです。」
まさか見られていたなんて…
吉沢はどこを見られていたんだと考え込む。
佐伯「恋愛するなとは言いませんが、
もっと慎重に行動して貰いませんと。
吉沢さんにも彼女にも未来があるんですから。」
佐伯は今回のことが公になって世間から誹謗中傷を受けることを心配しているのだろう。
佐伯「女性は一般の方ですか？」
吉沢「…はい。」
佐伯「今回目撃したのが関係者だったから良かったですけど、もし記者なんかに撮られてたらと思うと…
その女性のことを本気で想っているなら、
もう少し保守的な行動をお願いしますね。」
吉沢「…っす。ありがとうございます。」
マネージャーに言われたことが正論すぎて
吉沢は自分がとった行動が彼女を危険に晒していたのだと改めて反省した。
そういえば出会った時から彼女もそんなこと言ってたな…
彼女への返信を済ませたトーク画面を閉じて、
流れていく東京の景色を眺めた。
.
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synk - 一気読みしてしまいました！最高でした！もう更新の予定はないのでしょうか…？続きが気になります。頑張ってください！ (2021年11月1日 3時) (
レス) id: ffd759584a (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 34話のここの部分 私はというと、吉沢くんの気持ちに気付いて 胸を抑えて動かないでいる。 これ正しくは吉沢くんへの気持ちに気付いてではないんでしょうか？ (2021年10月4日 1時) (レス) @page34 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは私の家に泊まらせるわけにはではないんでしょうか？ (2021年10月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません｡｡｡ お久しぶりです(笑) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 33話のここの部分 佐伯くんとはマネージャーさんのことだろうか。 分からないけど、とりあえず私の家に泊まるわけにはいかない。それは阻止しないと！ (2021年10月4日 1時) (レス) @page33 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - またまた続けてのコメントですみません。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年9月9日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二の腕 | 作成日時：2021年8月1日 21時
