2話 ページ2
同僚『え？なに？吉沢亮？』
貴方「え、あ、う、ううん！何でもない！
ごめんまたかけ直す！」
ブチっ
急に視界に入った生吉沢亮に、焦って電話をブッチしてしまった。
スタッフ「撮影中なのでお静かにお願いします！」
貴方「あ、す、すみません…！」
慌てて口を塞ぐも、開いた口は塞がらず。
シーンを撮り終わった役者達は、すぐさまテントの中に入っていく。
その瞬間、通行止めされていた私たちも道を通れるようになる。
しかしほとんどの人は若い女性が多く、恐らくこの撮影を聞きつけて見にきたのだろう。みんなテントの近くに向かい出す。
河川敷は道幅狭いからあんまり塞がないで欲しいけど…
吉沢くんは見たい…ッ！！
私だって吉沢くんのファンだし！
でも…迷惑はかけたくない…！
見たいと通行人の邪魔になりたくないという葛藤が頭の中をぐるぐるする。
結果、一瞬だけ、と女の子たちの隙間から覗くことに。
テントには吉沢くんと他に俳優さんらしき人達が4、5人いた。
私の視界にはやっぱり吉沢くんしか映らなくて。
貴方「…カッコいいなぁ……」
うっとりしてしまうほど美しい。
本当に同じ成分で構築された人間なのか疑うほど。
すると、吉沢くんがチラッとこちらを見た。
同時に湧き出す黄色い声。
私はビクッとしてふと我に返る。
貴方「……ハッ、ダメダメ！こんなに長居しちゃ迷惑だっ！」
ちゃんと自分で守った約束を果たそうと、名残惜しいけどその場を離れることにした。
貴方「あれって東京リベンジャーズの撮影…だよね？
金髪だったもん。学ランだったもん。
……雑誌、発売されてたよね？」
河川敷を歩きながら、あれがなんの撮影だったのか理解し、家の近くのコンビニで雑誌を買おうと足を向けた。
________________
吉沢「________すみません、お手洗い行きたいんすけど。」
スタッフ「じゃあ、この近くのコンビニで大丈夫ですか？買い足しもあるので。」
吉沢「了解でーす」
.
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synk - 一気読みしてしまいました！最高でした！もう更新の予定はないのでしょうか…？続きが気になります。頑張ってください！ (2021年11月1日 3時) (
レス) id: ffd759584a (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 34話のここの部分 私はというと、吉沢くんの気持ちに気付いて 胸を抑えて動かないでいる。 これ正しくは吉沢くんへの気持ちに気付いてではないんでしょうか？ (2021年10月4日 1時) (レス) @page34 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは私の家に泊まらせるわけにはではないんでしょうか？ (2021年10月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません｡｡｡ お久しぶりです(笑) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 33話のここの部分 佐伯くんとはマネージャーさんのことだろうか。 分からないけど、とりあえず私の家に泊まるわけにはいかない。それは阻止しないと！ (2021年10月4日 1時) (レス) @page33 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豈� - またまた続けてのコメントですみません。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年9月9日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二の腕 | 作成日時：2021年8月1日 21時
