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第31話 ページ35
2年後
立体機動装置もだいぶ使いこなせるようになった
最初はやらせてもらえなかったけど
12歳の誕生日に訓練兵に志願できるからと許可をもらった
それ以来毎日こうして訓練用の森を駆け回っている
ハンジ｢Aー！そろそろご飯だからおりてきなー｣
A｢はーい｣
トン
と着地する
ハンジ｢それにしてもAは凄いね。独学で立体機動を
使いこなせるようになるんて｣
私も最初はお父さんとかに教えてもらおうかと思ったけど
誕生日だった日は壁外調査の3日ほど前でバタバタしてたから
その間は自分でやってみて無理なら教えてもらおうって思って
やってたら最初はだめだめだったけどなんとかできた
A｢でも、明日からしばらくは使えないな｣
明日は訓練兵団の入団式で明日の日が昇るまえには出ないといけない
訓練兵になれるのは嬉しいけどここを離れるのは少し寂しいかも
すると、いきなりハンジさんが抱き着いてきた
ハンジ｢そんなに寂しそうな顔しないでよーAは本当に可愛いンだから｣
ハンジさんは私のほっぺに自分のほっぺをすり合わせてきた
A｢ハンジさん・・・苦しい･･･｣
そういうとハンジさんは手を離してくれた
ハンジ｢ごめん、ごめんつい。じゃあいこっか｣
ハンジさんが歩き始めたので私もそれについていった
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作者名：渡鳥カナ | 作成日時：2017年4月19日 20時
