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第12話 ページ16
私は顔なじみの店主さんのいる本屋へと向かった
A｢レナさんこんにちは｣
レナ｢あら、Aちゃんじゃない。お父さんは無事？｣
A｢はい、おかげさまで
あの本ありますか？｣
レナ｢もちろん。これよね｣
レナさんが本棚から一冊の本をだしてくれた
A｢それです。これ代金です｣
私はお父さんにもらったお金で本の代金を支払う
レナ｢ハイ、これお釣りよ。それにしてもそんな本いるの？｣
A｢はい！｣
ずっとこれが欲しかった
本には"壁外調査全記録"と印されている
少しは新しい事もみつかるかもしれないしね
私はさっきいわれたことをレナさんに聞いてみた
A｢レナさん。調査兵団はいらないんでしょうか？｣
レナ｢どうして？｣
A｢壁外には巨人が沢山いて調査へいくたび沢山の人が死ぬ
壁の中にいれば安全なのにって皆いうから・・・｣
そうだねー。とレナさんは指の腹を顎に当てて考える仕草をした
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作者名：渡鳥カナ | 作成日時：2017年4月19日 20時
