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全員黒い格好に身を包み、フードをかぶる。
仮面は自分のイメージカラーを選ぶ。どんな種類のものかは自由。
被り物だったり、なにか表情が書かれていたり、目元だけが隠されていたり………まあ色々。
彼奴等が犯罪しようとしている場所だって把握済みだ。
もちろんハッキングで。
「がは、ここだねぇ。」
「らっだぁ〜、早くアイツらぶっ潰してェよ！！」
「そういえばお前銃撃たれてたな。」
「避けれるのに当たるようにしないといけないの本当に面倒だったわ。」
俺らが昔色々してたことがバレてはマズイのでわざと弱いフリをしている俺ら。
特にぐちつぼとかよく耐えれるなって感じ。
そう思いながらも待っていると、いかにも悪いヒトです〜、みたいな格好をした男たちがニヤニヤしながら銀行に入っていく。
しかも50人以上もいる。多分これで組織の全員なのかな。
そして捕まっているのは………ウェッさんとヴァンさん。
まあ確かにこのギャングを捕まえるにはそんな人数になるよな。
でも、なぜこの人たちがいるんだ？そう思っていると、ラムチョが無線でこういった。
「ギャングたちで会談しているところに銃を向けられたらしい。
二人が自ら自分が人質になるって名乗り出たんだって。」
あ゙〜、なるほど。
なるほどね。
怒りがふつふつと湧いてくる。
「らっだぁ、合図を出してくれ。」
そういったぐちつぼの声で少し正気に戻った。
そうか、懲らしめてしまえばいいのか。
丁度アイツらも金を取り終わったよう。
そして、警察もいる。
ヴァンサンとウェッさんはもうすでにボロボロだ。
はやく、はやくころさないと、偽物たちを。
「全員、遊びの時間が来たよ。
それでは、3.2.1.御仕置ごっこスタート………みたいなね、うん。」
「なにその青鬼ごっこみたいなの。」
「コンちゃんに絶妙にダサいからこれ言ってって言われた。」
「ちょっとらっだぁ、言わないでよ〜。」
「はいはい、皆行くよ？？」
レウさんがそう言って全員犯罪現場へ向かう。
そして、一人の男の顔面を蹴った。
「おまえら、ヒトの名前を勝手にパクるんじゃねえよ！！！」
「一般人をボロボロにすんなカスゥ！！！」
「何やッとるねんホンマにィ！！！」
なんかヤンキーサボテンと893いたな。いつも通りか。
唯一女子の天ぷらもまあまあガラ悪い感じでいるなぁ、怒ってるなぁ……w
警察や人質だった二人の方を見ていると唖然としている。
まあ、そりゃそうか。
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作者名：miyaoiya | 作成日時：2023年9月23日 18時
