みんなが好きになる対象【東京リベンジャーズ】

乾青宗 ページ28

月曜日


今日からまた1週間がスタートした


昨日は河田兄弟と遊んで1日を満喫した


家に帰ってからも暫くはメールのやり取りをしていた


？「なー七海…聞いてる？」


昨日ことを思い出して1人で考え事をしてたら前の席の友達に声をかけられた


『ごめん…聞いてなかった。

ココとイヌピーが大親友ってことだっけ？』


？「今そんなこと言ってねぇよ…ホントに何も聞いてなかったんだな。」


私の前の席で今話してる相手は、乾青宗と言って元黒龍というチームに入ってたらしい


黒龍は対東卍との抗争に破れて現在は東卍の傘下に降った


イヌピーの相棒である九井一も元黒龍で今は東卍に身を置いている


乾青宗「今日は一緒に帰ろうって話をしてたんだよ。

もちろんココと3人で。」


『ココとイヌピーってホント仲良いよね。やっぱ大親友じゃん。』


乾青宗「まぁ…付き合い長いからな。

それにお前とも仲良いだろ。」


『私とは高校に入ってからだけどね。

初めてイヌピを見た時に…

その顔で喧嘩するんかって思った。』


乾青宗「あ？顔は関係ねぇだろ…

七海こそ女で喧嘩してんの驚いたわ。」


『だから今はしてないって。

それは昔の話ね…まぁ今もたまに喧嘩しちゃうけど。』


乾青宗「不良辞めたとか言っても…

全然抜けてねぇじゃん。

どうせナンパとかだろ。」


『なんで分かるの…言ってないのに。』


乾青宗「七海は…可愛いんだから自覚もてよな。

もしヤベェ奴に絡まれたら俺が助けに行く

すぐに言えよ。」


『…イヌピーありがとうね。』


乾青宗「…おう。」


『イヌピーってさ、仲良くなると意外と口悪いよね。

見てて面白い。』


七海は少し話題を変えた


乾青宗「元からだよ。顔で印象決めてくるやつ奴はうぜぇな」


『素で話してくれた方が親近感湧いて嬉しいよ。

私はイヌピーの性格好きだな。』


イヌピーの目を見てにっこりと微笑んだ


乾青宗「…お前はそういうとこだよな。」


『え、何が？』


乾青宗「なんでもない。

…この天然たらしめ。」


乾は七海に聞こえないように小声で呟いた

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