みんなが好きになる対象【東京リベンジャーズ】

橘日向 ページ3

きっかけは女の子を助けた事だった


七海は中学生が不良に絡まれているのを見かけた


ヤンキーは卒業したけど見て見ぬふりはできないよな…


そう思い女の子の周りにいた三人の男を瞬殺で殴って黙らせた


『ダセェ事してんじゃねぇよ。死にたくなかったらとっと失せろカス。』


七海は男達を見下しながら吐き捨てるように言った


七海は女の子に向き直ると



心配そうな顔で"何もされなかった？ "と聞いた


？「はい…！大丈夫です。

あのっ…助けて頂きありがとうございます！

彼氏を待っていたら急に、声をかけられちゃって…」


『へぇ〜彼氏さんと待ち合わせか！いいねぇ青春だね。』


？「あはは…自分で言っておきながらなんか照れますね…！お姉さんは高校生ですか？」


『うん。この辺の学校に通ってる高1だよ。』


？「わぁ年上だ！私は中学2年の橘日向って言います…！」


目の前の女の子は七海に目を輝かせながら言った


『…これも何かの縁だし、一応名前教えとくよ。

私は、柊七海…好きに呼んでいいよ。』


橘日向「じゃあ七海さんって呼びますね！私のことはヒナでいいですよ！」


『分かった！じゃあヒナちゃんって呼ぶね。』


お互いが自己紹介を終えた頃、遠くからヒナを呼ぶ声がした


橘日向「あっ！タケミチくんが呼んでる！集会終わったのかな？」


『集会？げっ…マジか。』


ヒナちゃんの彼氏らしき人を見るなり不良だと分かった私はその場を足早に離れた


『じゃあね、ヒナちゃん。彼氏さんも迎えに来たみたいだし私は行くね。』


橘日向「あっ！はい、また会いましょう！」


メアドも携番も聞けなかったなぁ…


なんて思っているといつ間にか武道くんが近くまで来ていた


花垣武道「あれ？さっきまで誰かと話してなかったか？」


橘日向「気を遣わせちゃったみたいで…もう行っちゃった。

さ、ヒナ達ももう帰ろうよ。」


花垣武道「おう。待たせちゃってごめんな！」

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