愛寵噺参【東京卍リベンジャーズ】 (ページ33)

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「おう。正解」

横浜ベイブリッジは夜は夜景も楽しめるので夜のドライブもオススメであった

「ベイブリッジから眺める景色は最高だよね」

助手席に座る彼女は今から楽しみで仕方のない様子だった

約1時間後＿＿

高速を使ったので予定よりも早く目的地に到着した

「みなとみらいは久々に訪れたね」

この場所は横浜の中心地みたいなものだった

「横浜はいつ来てもいい場所だね」

横浜屈指の観光地で観光スポットはたくさんあり、どこを取っても魅力的だった

「ここは…オレにとっても大事な場所だからな」

彼にとっては身内の故郷でもあった

それから2人は…

観光地を巡った後に、軽くショッピングをしてモール内の店舗で昼食を取った

「カフェ出たら次はどうする？」

現在は食後のティータイムをしていた

「ゆっくり湘南に向かうか」

藤沢市まで1時間ほどで行ける距離だった

「じゃあ…まだ時間あるし、有名な水族館に行きたいな」

見どころが満載な水族館は年齢問わず人気なスポットであった

「別に構わねェよ。オレも寄りたいところあるし」

彼はあまり柄ではないが神社巡りに興味があった様子だ

「ありがとうね。じゃあお参りと水族館デートしよっか」

時間に余裕があるので次の行先は藤沢市内の水族館と神社に訪れることが決定した

1時間後＿＿

「水族館は人が多かったけど楽しかったね」

休日ということもあって混雑していた

「あぁ。Aの目当てのモンも見れたしよかったな」

「うん。寄ってくれてありがとうね」

目当てのイルカショーが観覧でき彼女はご満悦だった

「次は江島神社に行くか」

「私もお守り買いたいから一緒に行くね」

次の目指す目的地は現在地からすぐ付近に存在した

5分後＿＿

「都会はどこに行っても人が多いね」

水族館から神社まで5ほど車を走らせればすぐに到着した

「そうだな。早めに済ますか」

彼は裏社会の住人なのであまり表立つことを好んでいなかった

しかし、時には彼女の為にこうして休日を使って娯楽に付き合っていたのだ

「A。御守り買えたか？」

神社を早めに切り上げた2人は車に戻って一息ついた

「厄除けのやつを2つ買ったの。1つは万次郎にあげるね」

そう言って先ほど購入したお守りを1つ彼に渡した