艶ノ譚肆【梵天】 (ページ34)

今日:14 hit、昨日:8 hit、合計:28,906 hit

指摘ページ34

三途春千夜「生命体育成方法」

彼は子育てについてスマホでマニュアルを調べた

灰谷蘭「いや言い方だろ」

声に出して言う三途に対して彼はすかさずツッコミを入れた

佐野万次郎「人間育て方」

首領も端末機で音声機能を使用して検索した

鶴蝶「ふつうに子育てやり方って調べろよ」

灰谷竜胆「2人が言うとマジでサイコにしか聞こえんな」

彼は真顔でツッコミを入れた

『ふふっ。いっぱい飲んでるね』

Aは哺乳瓶を持って赤子にミルクを飲ませていた

佐野万次郎「授乳しとるようにしか見えんな」

灰谷蘭「まぁ、ベイビー抱えてだと…

哺乳瓶持ってく位置が自然とそうなるからな」

三途春千夜「第三者目線で見るのもわるかねェな」

遠目で見ている彼は次の言葉を放った

三途春千夜「そーゆープレイって思えばイける」

灰谷竜胆「お前マジで１回黙ってろ」

彼は三途に対して少し殺意を込めて放った

鶴蝶「今のままでホントに大丈夫か？」

彼は哀れみを込めた目で三途を見た

鶴蝶「赤ん坊相手にこのザマだぜ。

小僧の護衛なんざ…ホントに務まるのかよ」

次回の任務に支障をきたしそうと告げた

佐野万次郎「オレと九井が決めたことだ」

主に任務や仕事内容などは首領と参謀が決めていた

佐野万次郎「Aと三途に小童(こわっぱ)のことは任せた」

この場にいる全員がそれなりに口が悪かった

『ん？どうしたの？』

赤子が急にぐずり出したのでAは声をかけた

『ミルク飲んで眠たくなっちゃった？

おふとんでおねんねする？』

Aは優しく柔らかく赤子に問いかけた

佐野万次郎「オレもAの腕の中でおねんねしてェ」

真顔で言って赤子を抱くAを物欲しそうに見ていた

鶴蝶「表情と言葉が合ってねェよ」

冷静な彼は的確にツッコミを入れた