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亢奮 ページ25

『蘭さん。コレを使いましょう…!』





Aは控えめに告げて彼に提案した





灰谷蘭「おっ。いいね。試してみようか」





彼はAの提案にノッた





そして車内に内蔵されているボタンを1回押した





灰谷蘭「しばらくはコレで撒けるだろ」





ボタンを押した直後…





彼らが乗車している車の後方から煙が現れた





白く濃い煙はやがて霧状になり、後方を走行している車の視界を遮った





「うわっ…!なんだァ?こりゃ!!」





突然の出来事に、後方の車の運転手は声を上げて驚いていた





「っと…。改造車じゃねェか」





梵天が使用する社用車は__





外装こそ市販の状態を保っているが、内装はカスタムが行き届いており





武器などの攻撃的な仕掛けや、他の車を目くらまして騙したり…





主に戦闘場面がメインになるが、色んな面でマルチに活躍していた





「おいおいー。浪漫があんなァ!!」





「ますます欲しくなってきたぜェ!!」





彼らがした行いは、相手側の物欲を逆に焚き付けてしまった様子であった





灰谷蘭「……この辺でいいか」





煽り運転をしてきた相手と距離を取った2人は、かなり離れた場所まで来ていた





灰谷蘭「A。そこに止めて」





彼はハンドルを操りながらAに指示を仰いだ





『路側帯…でいいですか?』





徐々にスピードを落としながら、Aは路側帯に車を寄せた





灰谷蘭「うん。路駐でいいよ」





彼らは一度車を停車させてそのまま路上駐車した





『なんとか……上手く、撒けましたね…』





彼の見事なハンドル捌きで一時的に敵を撒いた





灰谷蘭「うん。でも、奴らすぐに追ってくるよ」





彼は煽り運転をしてきた輩の目的など、大方の目星はついていた





灰谷蘭「後先のこと考えると…おいおい面倒だからな」





このまま放っておいて、野放しにしとく訳にはいかなかった





灰谷蘭「それに、これからの仕事に支障が出るし」





そもそも彼らは任務先の現場に向かう道中であった





『そうですね。現場までついてこられたら



さすがに迷惑ですし、神経を疑います』





これからの仕事に支障をきたす可能性があったので、彼らは煽り運転の輩共を敵とみなした





灰谷蘭「すぐ追っ手が来るからな」





そして始末する方針で話を進めていた





灰谷蘭「ここからはオレが運転するから」





身の危険を感じた彼はAと運転を代わった

鉄骨→←操縦



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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 愛され , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年9月19日 16時

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