刺客 ページ5
そして彼は2人が乗車したのを確認すると次の行動に出た
「………そこにいるのは分かってんだよ」
彼は自分の遥か後方にいる相手に向かって告げた
「早く出てこい」
彼が重く告げた後に相手は姿を現した
「なんだよ。バレてんじゃん」
相手は開き直って言った
「テメェに用はねーよ。
I'risと首領出せや」
Aと首領の名を挙げた
「そう言われて…はいどうぞって差し出すわけないだろ」
彼は相手に対して敵対心を剥き出しにしていた
2人とも
疲れてるからな
ここは…
俺が殺る
「プッシャーがなんの用か知らんが…
敵なことには変わりはないな」
プッシャーは麻薬密売人の事を指していた
「回りくどい…今ここで始末する」
そう言って彼は自分とやや距離がある相手に向かって銃口を向けた
「あのお二方には手出しはさせねぇよ」
彼が手にしている拳銃は＿＿
「スコープはよく見えるから…便利だな」
スコープが装備された拳銃で、目視で狙いを定めてダブルアクションで引き金を引いた
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作者名：おりたん | 作成日時：2022年2月12日 15時
