闇夜に咲く一輪の花６【梵天】

謎の三兄妹 ページ8

明司武臣「さぁ…殺ろうか」





周りに触発されて一番年上の明司もノリに乗った





『ねぇ、明司さん。千咒ちゃんは元気？』





美涼は瓦城千咒の存在を確認がてら明司に聞いていた





明司武臣「居場所は知らんが…元気にやってるみたいだ」





知り合いのツテで妹の情報を把握していた





三途春千夜「あんなんどうでもいい」





明司と違って三途は冷めていた





『実の兄妹なのに…冷たいよ』





美涼は悲しい顔をしていた





三途春千夜「俺にはお前とマイキーがいれば十分なんだよ」





そう言って美涼を強く抱きしめた





灰谷蘭「取り込み中にわりぃけどよ…



美涼にブツ当てんのやめてくんね？」





三途は美涼を抱き締めながら下半身を押し当てていた





灰谷竜胆「シリアスな雰囲気でナニしてんだよ」





そんな三途の様子を見て竜胆は呑みながら引いていた





灰谷竜胆「ヤク中はアル中で天誅(てんちゅう)だよ」





次いで三途に対してラップ紛(まが)いな言霊をぶつけていた





九井一「安い韻を踏んでんじゃねぇよ」





竜胆の発言にすかさずツッコミを入れていた

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