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推知 ページ49
「あっ、ネキの部下！！」
竜胆の部下は美涼の直属の部下に声をかけていた
「美涼ネキの次の任務やべぇぞ」
血相を変えて告げていた
「風ぞ……」
言い終わる前に第三者の声が新たに降ってきた
灰谷竜胆「ここにいたのか」
自分の上司である竜胆が彼を呼びに来ていた
「竜胆さん！」
声に気付いた彼は振り返った
灰谷竜胆「お前も任務に同行しろ」
部下に一言だけ告げて竜胆は先に廊下を進んで行った
「とにかくだ！日付とか日程は
詳しくは知らねぇけど、まだ内密にしてろよ」
注意発起を促していた
「俺はたまたま廊下で聞いちまった」
彼は偶然にも首領の書斎の前を通りかかった際に、聞いてしまっていた
「長期任務になりそうだから＿」
"お前も覚悟しとけよ"
そう言って上司である竜胆の後を追うようにしてその場を去った
は？
あいつは
何って
言おうと
したんだ？
風ぞ……く
風俗？
えっ
美涼様が？
任務で？
首領の＿
ご意向か
あー……
察した
次の
任務先は＿＿
"浅草"
だな
全く…
うちのボスは
何を
考えてるか
わからんな
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作者名：おりたん | 作成日時：2021年11月23日 9時
