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水葬 ページ23
「美涼ちゃんもグルだったのか！？」
最高幹部にフルボッコにされた標的は美涼を見上げて言った
『おじさんごめんね』
美涼は貼り付けた笑みを浮かべていた
「そんな…」
美涼に裏切られて標的は絶望していた
最高幹部のメンバーは＿
吐かせた情報を口封じの為に標的を海に投げようと考えていた
三途春千夜「テメェはもう詰んでんだよ」
九井一「今日の代金はテメェの命だ」
灰谷竜胆「安い
灰谷蘭「ご愁傷様でーす」
最後は三途が標的を銃殺した
それから4人は死体を一斗缶に入れてコンクリートと一緒に流し込んだ
死体が腐敗するにつれて体内には腐敗ガスが蓄積される
その際にまず初めに肺を抉って、次に死体を細かく切り刻んで一斗缶を海に投げ入れた
『これは日本古来の言い方＿』
"水葬"
『ご冥福をお祈りします』
ご冥福とは……
死後の世界での幸福という意味
美涼は仕事とはいえ恥辱を受けたにもかかわらず、最後まで標的の事を思って笑顔で告げた
こうして今回の任務は無事に成し遂げる事ができた
梵天メンバーは標的を深海の奥深くに葬った
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作者名：おりたん | 作成日時：2021年11月23日 9時
