貴方が…大好きなんだ… Second【名前変換オリジナル】

32.頬(私Side) ページ7

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「ふ〜…東京駅って人凄い…」


直樹「だよね〜」


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只今
新幹線にやっと乗ったところ。


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「…そういえばさ…陸上部って引退いつなの？」


直樹「あ〜…多分7月の
終わりくらいかなあ」


「へ〜」


直樹「吹奏楽部は？」


「多分体育祭での演奏が
最後だから9月の
終わりかな？」


直樹「2ヶ月も違うね」


「そうだね」


直樹「…」


「…」


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他のｸﾗｽﾒｲﾄは
ぎゃーぎゃー騒いでるのに
さっきのことがあったから
なんとなく気まずくて
会話が止まる。


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「…」


直樹「…」


「…」


直樹「…なんか…する？」


「…例えば？」


直樹「ﾄﾗﾝﾌﾟとか…？」


「…持ってるの？」


直樹「持ってない…」


「…わたしも…」


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気まずい…よ…
どうしよう…

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通路を挟んで隣にいる
優愛と悟に助けを
求めようとしたが


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こんな時に


キス…してるし…
堂々としすぎ!


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直樹「…馬鹿だな…」


「ね(笑)」


「今回は…見ても…顔赤くならないね」


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始業式の日を
思い出して笑う。


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直樹「谷口は今も真っ赤だけどね？(笑)」


「…え(笑)…ｲﾀっ」


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思いっきり
桜田に頬っぺたをつねられる。


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直樹「…変な顔(笑)」


「酷いっ!」


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わたしも負けじと
桜田の頬をつねる。


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直樹「いてーよ(笑)」


「…ﾌﾌ…変な顔(笑)」


悟「あ!公共機関でいちゃいちゃしてる!」


直樹「その公共機関でキスしてた人達は誰ですかね？」


「…本当だよ(笑)もー」


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