7.気まずい…(俺Side) ページ8
.
校内を必死にまわる、俺と谷口。
なんでかって?
だってもうすぐ始業式始まるのに、馬鹿な悟と優愛はいちゃいちゃしに行きやがった。
.
.
そんで馬鹿な2人と仲がいい俺らが先生にこき使わされてるって話だ。
.
A「…いないね…2人とも…」
「全くどこ行きやがったんだよ…」
A「新学期早々いちゃいちゃしてるのかなあ〜？(笑)」
「それしかねーよ(笑)」
A「…羨ましい」
「へ？」
.
まさか男子のことを興味なさそうな谷口からそんな言葉を言うと思ってもいなかった。
.
「どーゆーこと？」
A「だって…見るからにあの2人…中学校生活楽しんでるもん…」
「あー確かにな」
A「でもまぁわたしは今はいいや……部活に賭ける!恋愛は高校生で可愛くなってからにする」
「…別に今からでもいいんじゃないの？」
A「だって…わたし…優愛みたいに可愛くない…」
.
歩くスピードが徐々に遅くなり、谷口が立ち止まる。
.
そんな谷口に俺は思わず言ってしまったんだ。
.
「…谷口は…可愛いよ？」
.
そう言った途端、
目を大きく開けて俺をみた…
.
谷口に見られた瞬間、
顔も耳も熱くなり恥ずかしくなった。
.
「…いや…あのさ…そういうことじゃなくて…いやいや…あの…」
.
動揺しまくる俺。
.
谷口「ありがと(笑)お世辞でも嬉しい…」
.
そう言ってまた谷口は歩きだしたが
ぼーっと立っている俺に気づき…俺のいるところまで戻って来る。
.
A「…桜田!行こー!」
「…お世辞じゃないよ…本当に…」
.
また…時が止まったように2人とも動かない…
.
.
その時。
.
.
？「おいで。」
？「ん…」
.
どこからか声がした。
谷口も気づいたみたいでキョロキョロとする。
そして谷口の視線があるところで止まった。
俺も谷口の視線の先をみる。
.
.
.
.
悟と優愛がキスしていた…
8.耐えられない(私Side)→←6.予想(俺の親友Side)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
▼さ く ゆ あ.(プロフ) - 愛理さん＞ありがとうございます´｀*皆様がきゅんとするお話かけるように頑張っていきますね♪更新頑張っていきます！ (2012年6月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: 4a9769752d (このIDを非表示/違反報告)
▼さ く ゆ あ.(プロフ) - 香里奈♪さん＞…いろいろ起こりますよ〜(笑)更新頑張ります! (2012年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: 4a9769752d (このIDを非表示/違反報告)
▼さ く ゆ あ.(プロフ) - 愛川 姫香さん＞こめんとありがとうございます(^^)更新頑張っていきます! (2012年3月9日 17時) (携帯から) (レス) id: 4a9769752d (このIDを非表示/違反報告)
愛川 姫香 - 面白いですね☆ 更新頑張って下さい☆ (2012年3月4日 20時) (レス) id: 4af7793296 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：▼さ く ゆ あ. | 作成日時：2012年2月16日 21時
