【呪術廻戦】乙骨憂太に依存された。

逆軟派 ページ20

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憂太との関係にも距離感へも慣れてきた頃。






『…………え、渋谷？』



「そ！久し振りに僕も皆も時間が出来たからねー、特別にこの完璧超人かつナイスガイの五条悟先生が皆にご飯奢ってあげようって！！」






とある平日。


珍しく誰も任務がなく休日が被り、そして驚く事に特級術師である先生もおやすみ。




そんな珍しい日をぼけーっと過ごすのは勿体無い！と先生が言い出し、ご飯を奢ってもらえる事になった。普通に嬉しい。






「マジ？タダ飯か、いいな。私寿司で」



「俺焼肉がいい」



「ツナマヨ！！」



「僕はなんでも……Aくんは？」



『皆と一緒ならどこでもいい。俺の目当ては行った店のデザートだからな』






まあつまるところ、タダ飯である。











「まっかせっなさーい！！僕に不可能はないっ！」











……………………そしてじゃんけんの結果、行先は寿司屋となった。







だがそれでもパンダがどうしてもカルパスが食べたいとごねたので、ついでにご飯を食べる前に皆で買い物をすることになった。










＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







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買い物をすることに、なったのだが。







「ね、いいでしょー？私達と遊ぼう？暇そうだし丁度いいじゃん？どう？」



『えっ、と、俺は……』



「戸惑ってる？かわいー！クール系かと思ってたのに…ギャップ最高だわ、お姉さん達と遊ぼうよ！」








＿＿＿＿＿＿只今、渋谷の騒がしい街並みの一角。








皆は各自買い物をしているが、俺は買う物なんてなく。荷物持ちとして皆を待っているだけ。



…………よって、すごく暇だった。



まあ確かに買う物が多ければ多い程手が塞がるし、それで買い物しづらくなるのは分かる。だから別に荷物持ち自体はいいのだが……







『済まないが、人を待っていて……来るまでここを離れる訳には行かないというか』



「大丈夫！ちょーっとだけだから！！」



「あ、じゃあ電話番号交換しよーよ！」








こんな状況になると、困ってしまう。








つい先程の事だ、通りすがりの女性二人組から声をかけられた。最初は道を聞いてきたのかと思っていたのだが……



いわゆる、逆ナン？をされていて困っている。



お茶しよーよ、との事だが先約があるし。だが断っても誘われ続け今この状況だ。









(………………どうしようか)










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