四十一 ページ4
.
探偵社で帰りを待っていた四人は私の姿を見るなり駆け寄ってきた。太宰さんってそんなに信用がないのだろうか。
「あるじさま、けがはありませんか? なにかひどいことはされませんでしたか?」
また主呼びに戻っている。咎めるのも面倒なのでそのままにしておいた。
「なぁ主、何を聞かれたんだ? 真逆俺たちの正体がバレたんじゃあ……」
「……少し勘違いされていたようです。正体はバレていません」
鶴丸さんはそうか、と云いながら頷いた後、黙って考え込んでしまった。
「主、俺からも話がある」
「三日月さんが……?」
今までのんびりとした雰囲気しか纏っていなかった三日月さんが真剣な表情で此方を真っ直ぐ見ている。
重要な話なら聞かない手はない。他の人に聞かれちゃまずいらしく、探偵社員の方に許可を頂いて屋上に向かった。
692人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
織川(プロフ) - カティさん» ありがとうございます!こちらでもよろしくお願いします! (2018年3月27日 12時) (レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
カティ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2018年3月25日 18時) (レス) id: 0319e8dbc2 (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - ななこさん» ありがとうございます!更新がんばりますね……! (2018年3月22日 20時) (レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 続編おめでとうございます!新着確認したら見つけたのですぐに飛んできました!更新頑張ってください! (2018年3月22日 20時) (レス) id: d4cba68423 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:織川 | 作成日時:2018年3月22日 20時