六十 ページ24
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無駄な文を省くと内容はとてもシンプルなものだった。
「歴史修正主義者がその時代に出没している。我々だけでは対処できないので君がなんとかするように」と。
親切なことに正体や此方の事情を話してもいいらしい。その後は記憶処理をするようだが。
「……探偵社に話せば信じてもらえますかね?」
「あの江戸川乱歩という青年は瞬時に真実を見抜く力の持ち主らしいぞ。大丈夫だと思うが」
鶴丸さんがそう云うと今剣があれ? と声をあげる。
「そんなちからがあるならぼくたちのしょうたいなんてさいしょからばれていてもおかしくないんじゃ……」
沈黙が訪れる。
「ま、まあ兎に角探偵社へ向かいましょう。薬研と厚もいるはずです!」
「だといいんだけど……」
乱が心配そうに呟いた。
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織川(プロフ) - カティさん» ありがとうございます!こちらでもよろしくお願いします! (2018年3月27日 12時) (レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
カティ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2018年3月25日 18時) (レス) id: 0319e8dbc2 (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - ななこさん» ありがとうございます!更新がんばりますね……! (2018年3月22日 20時) (レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 続編おめでとうございます!新着確認したら見つけたのですぐに飛んできました!更新頑張ってください! (2018年3月22日 20時) (レス) id: d4cba68423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:織川 | 作成日時:2018年3月22日 20時