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「殺せんせー!! 何で出てきたのさ! 彼の変な子に姿見られたじゃん!」


「そうだよ! 彼の子気絶しちゃったし」


教室は非難の声で溢れている。殺せんせーは悲しそうに頭を抱えた。


僕は潮田渚。椚ヵ丘中学校に通う学生。今日は何時ものように授業を受けていたはずだった。然し、何故か突然、校庭に女の子が降ってきた。黒い外套を纏った少し不思議な子。慌てた殺せんせーが姿を見せてしまい、気絶させてしまった為、今は保健室に休ませている。


砂で汚れた外套は干しておいた。ビッチ先生が驚いたように「高級ブランドの外套よ」と云っていたが、そのせいで益々謎が深まった。


校庭から降ってきた、高級ブランドの外套を着た子。


「渚くーん。険しい顔して如何したの?」


「カルマ君……。彼の子、殺し屋なのかなって考えててさ」


「いや、違うと思うよ」


カルマ君は涼しい顔でさらりと否定した。


「殺し屋なら殺せんせーのことぐらい知ってるでしょ。気絶するわけないって。……あの子、記憶処理されるんじゃない? 殺せんせーって存在が国家機密なんだし」


僕が新たに質問を投げかけようとしたところで神崎さんが教室に入ってきた。


「あの……女の子、目を覚ましました!」

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イゼッタ(プロフ) - 好きです!更新頑張ってください!!!!!! (2018年9月17日 5時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - シャーペンの芯さん» ありがとうございます。更新がんばります! (2018年9月6日 19時) (レス) id: 2267f378c3 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯 - 森さんて渚くん云うから、え!?首領!?と思ってしまいましたwwwすいません。面白いので頑張って下さい〜。 (2018年9月2日 18時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - 更新遅くてすみません!!私事でこれからも遅くなる可能性がありますが完結できるようにします……! (2018年9月2日 15時) (レス) id: 2267f378c3 (このIDを非表示/違反報告)
ベリー(プロフ) - Wktk (2018年8月20日 21時) (レス) id: 55a2b59901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:織川 x他1人 | 作成日時:2018年7月29日 15時

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