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52話 ページ3

『センラ、出来たで〜、持って行きや』
『ありがとうございます〜』

大きなおにぎりを志麻さんから貰ったセンラさんはとても嬉しそうだった。

『おにぎりも頂いた事だし、そろそろ行きましょか』
「そうですね、志麻さん行ってくるね」
『志麻くん色々とありがとうございました!では行ってきます』
『おうおう、2人とも気を付けて行ってらっしゃい』

そんな志麻さんのお見送りを受けながら志麻さんの家を出た。
その後は私の家に寄ってもらいセンラさんに車で待ってもらっておいて、その間に私は仕事着に着替えて車に戻るとセンラさんがおにぎりを食べていた。

『んん、おかえり』
「ただいま戻りました」
『色々してきた?』
「はい、ありがとうございます。」

ええんよええんよ、と言いながらもおにぎりを持つ手を離さない。

『僕が食べ終わってから出発でも大丈夫?』
「大丈夫ですよ、まだ時間に余裕があるのでゆっくり食べてくださいね。後、お茶どうぞ。」
『ありがとう、ほんまに助かる〜』

手渡した500mlのお茶をがぶ飲みしてぷはあ〜っというセンラさん。
そしてばくばくと残りのおにぎりを食べてもう一度お茶で流し込む。

『志麻くんのおにぎりも美味かったし、Aさんが持って来てくれたお茶も美味かった!ありがとうな〜、さあそろそろ出発しよか』
「ですね」

移動中の車内はセンラさんの音楽などは何もかかってはいなかったがセンラさんが暇をさせないようにと沢山話してくれたので問題なかった。

そして職場に着くとセンラさんに

「お昼、一緒に行きたいところあるから自分のデスクで待っといて」

と言われ、センラさんは自分のデスクに向かった。

一緒に行きたいところってどこだろうと考えながら今日も仕事を始めた。

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織姫(プロフ) - スイさん» ありがとうございます!こちらこそ読んでいただきありがとうございました! (2020年3月31日 10時) (レス) id: f7e683a78b (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後までとても素敵なお話でした! (2020年3月30日 23時) (レス) id: a62436f372 (このIDを非表示/違反報告)
織姫(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます(^^)これからも頑張って書きます (2020年1月25日 12時) (レス) id: f7e683a78b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月23日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
織姫(プロフ) - すとぷり好きの坂田家さん» ありがとうございます。これからもゆっくりですが更新頑張りたいと思います (2019年9月16日 9時) (レス) id: f7e683a78b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:織姫 | 作成日時:2019年9月3日 17時

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