放課後の教室

放課後30 ページ30

「A、Aっ！！」


誰かの声が聞こえる。






そっと目を開けると…




死んだはずの愛がいた。



『愛…？』


「そーだよ！何寝ぼけてんの？ほらほら、まことがまた面白い話してくれるって！！行こ！」


愛に連れて行かれるまま、まことの元へ。




そこには優太の姿も。



…でも、章介がいない。







「章介は？」


「日誌届けに行ったよ、日直だったし。」




…あれ。

この会話…どこかで。


そう思ってると、教室のドアから章介がきた。









「何集まってんの？…しかもイツメン。」


「お！章介、いいとこに来た！」



章介もイツメンの中に入ってくる。




「じゃあ、話すぞ？」









今の時刻は5：20



周りを見れば、教室には…









あたしたちだけだった。









［ゲーム開始だ］



どこからか、〝声〟がした。









もう、手遅れだった。

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