2:初恋からはじめましょう ページ2
夏休みものこりわずか
久寿「もう時間ないですよ。坊」
若槻「ヤダ――――!!!」
蝉の声が聞こえる
久寿「坊ももう二十五ですよ。お父上様が嫁を連れてこいというのも分かってください」
若槻「だって・・・オレまだ初恋もまだだし・・・」
久寿「だとしても、です。皆さんが夏休みの間に嫁を見つけてくるようにと言われたではないですか」
若槻「でも〜・・・」
久寿「大体、その容姿で何故女に困るのですか」
若槻「あの人たちは違うの!!なんかこー・・・ビビビッってくるものがなくて」
久寿「と言いますと?」
若槻「小さくて・・・ふわふわしてて、健康的な肌の色で・・・くりくりした目で、こっちまで和むような雰囲気の人がいいんだ」
久寿「それが理想の方ですか」
若槻「うん!こんな人がいたら、なんでもできると思うんだ!」
久寿「少女マンガの読みすぎですね」
夏休みももう終わり
槭「あっつ〜い!!なんでこんな日に登校しなきゃなんないの」
摩耶「まぁまぁ」
槭「ってかまた焼けた?駄目だよ日焼け止めぬらなきゃ」
摩耶「メンドくさい〜」
このときすれ違った二人には
摩耶「・・・・」
若槻「・・・・」
これから夏よりもアツい季節が来ようとしていた
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆぅ〜た〜ん(*´∀`)♪(プロフ) - 続き読みたいです♪ (2012年8月31日 13時) (携帯から) (レス) id: c1a3d24c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうゆ | 作成日時:2011年8月22日 22時