仮面ライダーエグゼイドオリジナルストーリー (ページ19)

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天才2人はno thank you？7 ページ19

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｢ああ、私も初めて見たよ。こっちで調査してみる｣

先程のショックから即座に立ち直り、ルアナは顔を引き締める。

｢…バグスターの居所が解ったら報告しろ｣

｢あの…患者さんの診察はいいんですか？｣
(名前)はそう言って追い掛けていく。

奈瑞菜の部屋

｢何で和菓子なんて食べてるんですか…？今しなきゃいけないのは＿｣

｢疲労回復の為の当分補給、だ｣

答えるとすぐ向き直り黙々と和菓子を口に運ぶ。

｢…患者よりも、疲労回復のほうが大事なんですか？｣

｢"患者には関わらない"。それが私の主義だ｣

｢！｣

｢患者が何者だろうと私には関係ない。私はただオペで患者を治す、それだけだ｣

｢患者の体さえ治せればそれ以外はどうでも良いって言うんですか…?｣

｢……｣

｢患者は物じゃないんですよ！｣

｢保育士が頭に乗るな｣

｢…あなたはドクターじゃない｣

＿その笑顔が健康の証だよ＿
｢患者は…私が救います｣

【inCR】
｢僕達…来週結婚式を挙げる予定だったんです
でも突然、麻美にやめるって言われて…そしたら急に胸が苦しくなって｣

｢…ストレスが原因かもしれませんね｣

｢え？｣

｢バグスターが増殖する原因がストレスだとしたら…｣

｢確かに、ストレスが溜まると免疫力が低下する…｣

｢免疫力が低下すれば…！｣

｢ウイルスが活性化する！｣と2人の声がそろう。

｢あの…ウイルスとかバグナントカって…僕は一体…何の病気なんですか？｣

先程から2人の会話を聞いていた蓮介は頭上に疑問符を付けながら問う。

｢"バグスターウイルス感染症"、要はゲーム病です｣

｢ゲーム病…!?｣

｢でも心配要りません、蓮介さんの体は私が必ず治しますから｣

ニコリと陽は笑顔で宣言した。

【教会】
｢此所で式を上げる予定だったんです。でも迷っちゃって……。彼良い人だから…私何かで本当に良いのかなって｣

｢麻美さんの気持ちはどうなんですか?｣

｢＿＿＿彼と結婚したいです｣

｢あの男を幸せにはさせない！｣

｢｢!?｣｣

｢花嫁を渡して貰おう
ジ・ボアール！｣

｢何これ!?キャァァァァッ!!｣

｢麻美さん!!｣

『患者の容態が急変した！』と追い討ちをかけるが如く電話越しにルアナが伝える

｢この花嫁を私の妃にし、あの男が消滅した時私は完全な存在となるのだ！｣

｢…如何にもゲームキャラっぽい台詞だこと｣

『ﾏｲﾃｨｱｸｼｮﾝx!』

｢良いぜ、やってやるよ！患者の運命は僕が変える！変身！｣