132の扉 ページ14
・
・・
ゆらゆらと揺れる感覚が心地いい
日に当たってる時のように暖かくて、どこかふわふわした感じだ
目を開ける
ソウマ「おはよ」
『・・・なんか最近寝るたびにこっち来てるよね私』
ソウマ「だって、昔は夢見悪かったから
そもそもこっちに来ることができなかったじゃん。でもなんでか知んないけど、
最近はよく夢を見る。だからこちらに来れるってことなのかな」
夢・・・
あれかな、自分がこれは夢だって認識してたら
動いたり話したりすることが可能だっていうこと・・・
なんだっけ、
ソウマ「そうだね、一種の明晰夢かな
で、どうだった?お試しは」
『上々、ある程度の力は操れるみたい』
少し、記憶を遡る
−−−−−
ソウマ「質問ほかない?」
『んー・・・お兄ちゃんが神の助手になったのってなんで？』
ソウマ「ああそれ、なんかさー・・・神のやつがいないときに俺きちゃったみたいで
散らかりまくってた書類とか纏めたり、片したりしたんだ
そしたらあいつが帰ってきたときめちゃくちゃ驚いて、んで採用っつって」
お兄ちゃん、几帳面だからなぁ・・・・Ａ型だから?
ソウマ「そうそう、前あいつにあったとき、
力の覚醒だのトリガーだの言ってたろ?」
そういや言ってたような、言ってなかったような・・・
『忘れた』←
ソウマ「ええ・・・まあいいや、
でさ、Aにその力を扱えることができるのであれば
僕が、力を解放させるよ
イノセンスは今ここにあるしね
まあまだいやって言うのなら話は別だけど」
『それどうやってするの?』
ソウマ「扱えるかどうかの確認?
そうだな・・・どうしよう・・・
あ、お試し期間っつーことで、一週間だけ
100%は無理だと思うから、2,30パーくらいで
力、つかって見たら?
一部のみ解放だったら、まだ扱えるかもしれないし
何より、どう言った力なのか、知っておきたいでしょ?」
・・・・まったくお兄ちゃんに隠し事はできないね
『・・・やるか!そのお試し!』
はにかむように笑うと、お兄ちゃんはポスポスと頭を撫でた
ソウマ「よし、じゃ、次起きたときには使えるようになってるから
というかしておくから、
・・・そろそろ時間だね、神田くんが呼んでる
そこの扉くぐったら帰れるよ
A頑張ってね」
うん、と返事をする代わりに、手をギュッと握る
『じゃあ、行ってくるね!!』
−−−−−−
力は使えた
でもまだほんの一部だけ
まだ完全には
程遠い
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カノン - おお、合格おめでとう御座います！ これからも更新頑張って下さい！ (2018年3月22日 23時) (
レス) id: 7d77e3de06 (このIDを非表示/違反報告)
ACE(プロフ) - オリエンス★さん» ティキ大好きなので、めちゃくちゃ期待しときます笑 (2018年3月10日 2時) (レス) id: bc10b1f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス★ - ご安心を。方舟でめっちゃ絡ませるんで←期待しておいてください笑 (2018年3月9日 22時) (レス) id: b44be12aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ACE(プロフ) - ティキとの絡みがもっと欲しい(切実) (2018年3月9日 18時) (レス) id: bc10b1f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス★ - ブルーキャット=迷い猫さん» 返信遅れてすいません!!有難うございます!!・・・ひょっとしてですが、シュレ好きだったりします?笑 (2017年9月10日 14時) (レス) id: 236a6e10e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オリエンス@名前変更予定中 | 作成日時：2017年7月15日 20時
