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教えて、七海先生。 ページ13
『「終わったぁ」』
はい、そこまで！という五条先生の声(無駄にテンション高い)が聞こえた瞬間、私と悠仁はそう言った。
「最後の問題の解き方わからなかった…」
『あ、私そこはわかったよ』
「まじ？」
「ねぇ、最初の記号のやつって何にした？」
『1』
「俺は2」
野薔薇、悠仁、私の3人で、お互いの答えを確かめ合う。
恵はその様子を遠目で見てる感じ。まあ、私達が本当にわからなくなった時は教えてくれるんだけどね。
「明日結果を返しますから、解き方等を確認しておいてください」
ああ、明日が怖い。
どうか、七海先生に怒られるような結果ではありませんように。
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作者名：紗由紀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sayukinopurofu/
作成日時：2022年4月29日 21時
