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明智side
Aがバイトに行くと言って学校に来なくなってから2週間くらいたった。だから毎日さなとゆうたを家に泊まらせているけど、すごいAに会いたいって言ってる。
でも、俺は分かった。2週間もバイトしてたらさすがに体が壊れてしまう。だからきっとバイトで休んでいるのではないだろう。だとしたら…。
すごく悩んでいて、いつもと違う顔だったのか、東条がこちらにやって来る。
東「明智どうしたの?最近元気ないじゃん」
明「Aのことが少し気になってるんだよね。今まで2週間連続で毎日バイト行ってたことないし。ちょっと心配だなって」
東「…そっか…」
東条に話すと、東条も心配そうな顔をしていた。それも東条だけではなく、川崎も田中もなぜかおじさんも。
お昼の時間になって俺と東条はいつも通り屋上に行く。所定の位置に座ってお昼を食べているとおじさんと田中がやって来た。
原「あ、明智、お前に聞きたかったことがある」
明「なに?」
原「西山のことよ!何か知らない!?」
やっぱり。俺もいまそれで悩んでるって言うのに。
明「俺も知らない」
そう答えるしかなかった。
A、あなたは今どこで何をしていますか?俺にいった通りバイトですか?それとも他の何かですか?
原「私いいこと思い付いちゃった」
おじさんが考えることって真面目じゃない。
原「あんた西山の家、隣なら今日行ってみれば?」
明「は?」
いきなりのことにビックリして返した。その考えはどこにもなかったから。
原「明智、西山を1番知ってるのはお前だ。お前がそばにいてやれ」
俺はAのことを1番知っている…。
明「分かったよ」
俺は適当におじさんにかえし、東条と一緒に校舎に入った。今日はAの家に行ってこよう。
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名無し35453号(プロフ) - 続きが気になります (2020年1月12日 9時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
道畑 優貴 - 名無し35453号さん» ありがとうございます! (2019年12月20日 21時) (レス) id: 6407f9c049 (このIDを非表示/違反報告)
名無し35453号(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年12月20日 19時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:道畑 優貴 | 作成日時:2019年10月25日 23時