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JKが消えてから半年。


「新規の姫ご来店でーす」
「俺行くっすー!」
「……不安だからジュン、ついてもらえる?」
「うっす」


新人くんも増えたうちのホストクラブは毎晩楽しく営業している。


「こんばんは〜」
「いらっしゃいませ、サリナ様。ご指名は?」
「アオトお願いしますぅ♡」
「かしこまりました、こちらへ」


相変わらずアオトがNo.1に君臨し続けてるし、事故もあったりなかったりな毎日。そ、平凡な日々。
あの小さき命との日々は夢だったと落とし込んだ。そのはずだけど、家に帰ったら誰もいないという事実が未だに受け入れられない。完璧に矛盾している。
参ったな、割り切りやすい性格だと思っていたのに。
それに。


「胸元のウサギ、増えましたね」
「何故か姫からも貰うし付けた方がいいかなって」


胸元の缶バッジは3つに増えていた。全部、ジョングクがデザインしたピンクのウサギ。
くっきーっていう美味しそうな名前のこの子は、よく見ると彼に似てる気がしてちょっと寂しくなったり。


「ていうか君はぁ!煙草吸ってないでヘルプ入ってきなさい!」
「へーい」


ソウタがテキトーに押し付けた吸殻を、ちゃんと灰皿に押し付けて消火する。
ぱぱっと手を払ったところで、無線から飛んできたヘルプに応答した。






家に帰って寝る前にスマホを開く。
相変わらず世界を魅了しているジョングクにどんな感情かもわからないため息が出る。


「会いたいな……」


恋人にしてくれとかそういうんじゃない。ただ、お別れを言えなかったのがずっと心に引っ掛かっている。
引きずらない性格だとばかり思ってたんだけどな。二十数年生きててまだ知らない自分の性質に苦笑いした。

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レオレ〇●〇(プロフ) - ゆめさん» 語彙力が消えちゃうほど面白かった…ってコト?!冗談ですすいません😂🙏発狂するほど最高の展開だったということですよね!ありがとうございます!!✨ (11月8日 19時) (レス) id: fcfeecadee (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - うわぁァァァァ (11月6日 23時) (レス) @page22 id: 7567b9ecd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオレ〇●〇 | 作成日時:2023年10月27日 21時

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