転校生は女の子でした４ (ページ48)

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渉君の言葉の意味をうまくのみ込めないまま、渉君は話を続ける。

横「ニカ」

二「え？」

横「ニカもAのこと好きでしょ？女の子として」

二「・・・」

はいっ！？
い、いま渉君なんて・・・！？
「女の子として」って聞いた、よね？

横「見ててわかる。つーか、わかりやすいよね。お前ら」

二「うん・・・そだね」

なんだか聞いてはいけないようなものを聞いてしまった気がする。
そもそも渉君とにかちゃんが恋バナするなんて思ってもみなかった。
そんな話をするなら渉君は太ちゃんに、にかちゃんはせんちゃんかみっくんにだと勝手に思っていたから。

しかしこんな話聞いて、どんな顔して起きればいいんだろう・・・

完璧に起き上がるタイミングを逃した。
追い打ちをかけるように２人は私の話を続ける。

横「可愛いもんね、A」

えっ・・・どうしよう。なんか普通に恥ずかしい・・・