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千「ところで今日ってどうやって寝るの?」
夜ご飯を食べているとせんちゃんが言った。
『さすがに私の部屋にみんなで寝るのは無理があるから、私の部屋とリビングで分かれようかなと』
二「俺、Aの部屋ー!」
玉「俺、Aのベッドー!」
宮「いや、ベッドはAちゃんが使うでしょ」
玉「えぇー?じゃぁ仕方ないな。A、ベッド半分こでいーよ」
『いや、私はお母さんのベッドに行くから』
二「はぁあああ?!」
玉「一緒じゃないの?!」
『だって、狭いじゃん。ただでさ布団の数足りないから雑魚寝状態がいるのに・・・』
そう、さすがに7人分の布団なんて家にはなくて。
私の部屋がベッド1人、布団1人、雑魚寝1人。
リビングで布団2人、ソファー1人、雑魚寝1人。
私は親の寝室に行けばいいかななんて考えてた。
千「雑魚寝の人、なんかの罰ゲームみたい」
藤「お、いいじゃん。それ」
北「なんかゲームして、勝ったやつから寝床決めてこーぜ」
横「なんのゲームする?」
二「しりとり!なんかさ、ご飯で」
宮「あぁ。お題がご飯で?」
みんな楽しそうだなぁーってみんなを見ながらサラダをつっついていたら、「お前も参加するんだからな」ってみっくんに言われた。
『私もするの?!寝床関係ないんだけど!?』
北「リビングに雑魚寝枠1つ増やす。こういうのは公平にしないとでしょ」
『えぇー?!』
二「よっしゃ!やる気でてきたー!」
玉「いいね、頑張ろ」
宮「じゃぁ千ちゃんから時計回りにいこ」
千「オッケー。食べ物でしょ?うーん、じゃぁ・・・アボカド丼!」
『・・・・えっ?!』
藤「はいっ、終了ー!」
千「あっ!えっ!?俺今なんて言った?!」
二「じゃぁ、アボカド丼!ってw」
横「なんで丼にしたんだよw」
千「あっはは!やっば、普通に間違えた!」
北「はーい。千賀さん最下位ということで、ご飯食べながら続きを見守っててくださーい」
藤「あれ?ちょっと待って。しりとりで決着つけるのなかなか時間かかるって事今気づいたんだけど」
玉「決着つかないで朝が来ちゃうんじゃない?んふふっ」
二「アボカド丼!って言う奴がまた出てくるんじゃない?・・・ぐふふっ」
にぎやかに始まったこのしりとり。
本当に決着つかなくて、だんだんみんな飽きてきたこともあり最終的にはじゃんけんして決着をつけました。
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作者名:めいめみ | 作成日時:2017年1月11日 23時