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『とりあえず2人帰ってください』
二「え」
玉「Aが冷たい・・・」
千「仕方ないよね」
横「俺1回荷物取りに帰ってくるから。で、太輔と一緒に戻ってくるね」
『はーい。夜ご飯はどうする?』
横「なんかおかず持ってくるから、ご飯だけ炊いといて」
『うん、わかったー』
二「なんかさぁ、わったーとAの会話がむかつくんだけど」
玉「俺も同じこと思った。邪魔してやりたい気分」
千「新婚さんみたい・・・」
『なっ・・・!?』
そんなつもり全くなかったのに、せんちゃん何をっ!恥ずかしいー!!
ちらっと渉君の方を見ると、聞こえたのか聞こえてないのか渉君は髪の毛を触りながらどこか違うところを見ていた。
ぎゃーぎゃー言う私たちを残して、渉君は家に戻ってしまった。
結局、せんちゃんとにかちゃんと玉ちゃんは、渉君と太ちゃんが来るまでいることに。
玉「ねぇー、Aー。本当に大丈夫なの?・・・なんだっけ、えっと立花?」
『さなちゃん?大丈夫だよ!あれはもう終わったことだし、話してみたら結構いい子だったよ?』
二「盗撮する奴がいい子?」
『だからそれはもう終わったことだし・・・』
千「でもなんか裏あったらどうすんの?」
『もうー!そういうのは渉君にも太ちゃんにも散々言われたっ』
二「だってやっぱ警戒するだろ」
『そうなんだけど・・・でもみっくんは』
玉「みつがなに?!」
『お前がいいならいいんじゃね?って言ってくれた・・・』
千「ねえ、気になってたんだけどさ。Aちゃんとみつってどういう関係?」
『へ?関係?』
二「千賀!いい事言った!Aどうなの?」
『どうって・・・友達だけど・・・?』
玉「好きとかないの?Aってみつのいうことやたらすぐに聞くイメージあるんだけど!」
『そうかな?まぁ・・・頼りにはしてるかな?変に女の子扱いしないところとか嬉しいし』
千「女の子扱いされるの嫌なの?」
『嫌っていうか・・・みんなと同等でいたいっていうか・・・うーん・・・』
二「でもA、女じゃん!男じゃないじゃん!」
千「いや、そういうことじゃないでしょ。多分」
玉「よし、わかった。Aがそこまで言うなら、一緒にお風呂に入って裸の付き合いしよう!」
『・・・はい?』
千「玉、それは違う。可愛い顔しながら言っても駄目だからね」
二「お前は宮田と入ってろ」
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作者名:めいめみ | 作成日時:2017年1月11日 23時