転校生は女の子でした４ (ページ14)

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翌朝。
太ちゃんと渉君と教室に入るとにかちゃんに捕まった。

二「Aー！！どういうことー？」

『へ？な、なに？』

北「千賀と手繋いで仲良しこよしで下校してたって情報が朝から飛び交ってっぞ」

にかちゃんの隣にいたみっくんがひょこっと顔を出して答える。

手・・・？仲良し・・・？下校・・・？
あ。
すっかり忘れてた。そういえば昨日そんなことあったな。

藤「え、Aちゃんそれまじ？」

横「千賀と？」

そっか。
あの時教室にいたのは宮っちと玉ちゃんとせんちゃんだった。
昨日すでに教室を出ていた渉君と太ちゃん、みっくんとにかちゃんは知らなかったんだ。

『あー。仲良しこよしかはわからないけど、まぁ。うん』

二「ぐわぁっ！認めたっ！」

北「どんまーい」

横「まじなの？」

藤「あぁ、だから朝みんなAちゃん見てたんだ」

『えぇっ？全然気が付かなかった・・・』

横「俺もそれは全然気づかなかった・・・」

二「くそぉ、あっ！玉森さん、玉森さんっ。ちょっと大変っ」

宮っちと一緒に来た玉ちゃんに、にかちゃんが今話していたことを伝える。

玉「ん、知ってる。その場にいたもん」

二「へっ？！」

宮「はーい、俺もいましたぁー」

玉「千ちゃんがね、俺らは来るなって。ぷんすかだよね。A、大丈夫だった？」

宮「あれ、そういや今日千さんいないじゃん」

北「あいつねー、今日寝坊ｗ」

二「わざとだ。絶対わざとだね。俺から逃げられると思うなよぉー千賀ぁー！！」