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〜玉森side〜
調子に乗ってAのベッドを占領してみたものの、いざベッドに入るとめっちゃドキドキしてきた。
管理会社のおじさんが来たのは深夜1時になる前だった。
何度も寝落ちしそうだったけど、管理会社の人が鳴らしたインターホンの音で一瞬だけ目が覚めた。
ニカとAは眠気対策にずっと漫画を読んで待っていたらしい。
作業自体は30分もかからず終わって、管理会社のおじさんは爽やかに帰っていった。
Aの部屋の端に布団を敷いてくれて、ニカはそこで寝ることになった。
Aはお母さんの寝室へ。
Aの部屋にもう1組布団敷いてみんなで寝ようよって提案したけど「持ってくるの面倒だから」とあっさり断られて今に至る。
二「玉ー。まだ起きてる?」
電気を消した部屋の端からニカの声が聞こえた。
玉「んー、まだ起きてる。なに?」
二「なんか寝れない」
玉「ふふっ、それ分かるかも」
二「つーか、玉ずるいからね!俺だってAのベッド行きたかったしー」
玉「いや、これはこれで寝れないよ?」
二「そわそわする?w」
玉「うん、ニヤニヤするw」
二「結局自慢じゃんか。いーなぁー」
玉「ねぇねぇ」
二「んー?」
玉「明日さ、わったーたちびっくりするかな?」
二「するね。絶対驚く。んで、そのあとわったーに怒られるw」
玉「俺らがいるなんて思ってもないだろうしね」
二「ふふっ、なんかしてやった気分w」
玉「うわ、わったーに言ってやろー」
二「やめろ、今のはカットでしょw」
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作者名:めいめみ | 作成日時:2016年10月12日 23時