検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:47,557 hit

95 ページ45

〜横尾side〜


北「あ、もしもーし!横尾さん?明日何してる?」

横「なにもしてないけど?」

北「ねぇー明日ボウリングどう?無性に転がしたい気分なのにみんな用事あって付き合ってくんないの」

横「あー・・・俺もパス」

北「えっ!?用事ないのに!?」

横「うん、ちょっと気分じゃない。ごめん」

北「えー。ひどいなぁ。仕方ない、Aにも聞いてみるか」

横「A?!」

北「え、なに?ダメなの?」

横「いや、だめっていうか・・・」

北「ふふふー、俺知ってんだよ。よこーさん?」

横「え、なにが?」

北「今日Aとデートしたんだろー?目撃情報がなぜか俺のところにきたわ!w」

横「別にデートって程のことじゃ」

北「楽しそうに飲み物買ってたって聞きましたけどぉー?w」

横「あぁーその時まではね・・・」

北「なに?喧嘩でもした?」

横「喧嘩っていうか・・・うーん」

北「え、どうした?」

北山なら相談してみても大丈夫かも。

そう思って今日会ったこと、昨日の放課後でのことを話してみた。
「うんうん」と話を最後まで聞いていた北山は、俺が話し終わると少し黙った。
そして、口を開いた言葉が「じゃぁ俺ちょっとAに連絡してみる」だった。

ん?話聞いてた?
Aに聞いても簡単には話してくれないと思うんだけど・・・

そんな俺を無視して北山は俺との電話を終わらせた。
それから3時間後。
スマホが鳴って、画面をみると北山からのラインだった。

【明日Aんち行くよー
 あいつにはよこーさん行くこと
 言ってないけどねー
 漫画持って行ってやるしか言ってないw
 ま、とりあえず昼頃そっち行くから!】

・・・は!??

そういえばA、この前ニカたちが持ってた少年漫画読んでおもしろいって興味持ってたな。
っていうか明日ってAは家族でご飯行く予定あるんじゃ・・・
いや、そもそも俺行っていいの!?
絶対気まずいし。Aも俺くるとは思ってもないわけだし。
北山さん、一体どういうつもりですか・・・

96→←94



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 舞祭組   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めいめみ | 作成日時:2016年7月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。