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〜玉森side〜
玉「A、手澤とご飯食べるの今日だっけ?」
『うん、そうだよー』
玉「どこで食べるの?」
『一応、中庭でってなってる。なんかね、手澤君が購買で私の分も買っておいてくれるんだって』
・・・購買売り切れてたらいいのに。いや、そうなったらAのご飯がなくなっちゃうか。
いや、それなら俺のを分けてあげればいいじゃん!
いっそのこと今から雨降らないかなー
外をちらりと見てみると雲ひとつない快晴。
そよ風もいい感じに心地よさそうで、外でご飯を食べるにはもってこいな感じ。
はぁ・・・
玉「Aー、本当に行くの?」
『あはは、玉ちゃん何言ってるの?これ前提でビンゴの企画通ったようなもんなんだから行かないと』
玉「やーだー。俺も連れてってよー」
『玉ちゃん。もしかして・・・手澤君と一緒に食べたかったの?言っておこうか?』
なんでそうなるんだ・・・
まったくうちの姫は本当に鈍いというかほわほわしてるというか・・・
玉「とにかくっ!手澤に変なことされそうになったらすぐに言えよ?絶対にねっ」
『変なこと・・・?』
玉「そう、変なこと」
『ないと思うけど』
玉「わかんないでしょ」
『うーん、大丈夫と思うけど・・・わかった』
納得いかない顔してAは頷いた。
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作者名:めいめみ | 作成日時:2016年7月24日 23時