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〜横尾side〜
気づけばみんなばらばらになって買い物をしていた。
太輔と合流した後に玉と宮田とも合流したけど、まだ残りの4人はどこにいるのかわからない。
玉「A、ニカたちと一緒かな?」
宮「電話してみる?」
Aに電話してみたけど全く出ず、ニカに電話してみたら3回目でようやく繋がった。
でもAは一緒にいないらしい。
買い物しながらAを探していると、ニカから電話がかかってきた。
手澤と一緒にいたAと合流が出きたらしい。
玉「なに?A、手澤と一緒だったの?」
宮「なんか一緒にいたみたいだね」
藤「ほら、紅芋アイス食べるなら早くみんなで行かなきゃ」
横「うん、行こうか」
ニカたちのいる場所へ向かうとようやく8人揃った。
最初に目をつけておいたお店でみんなアイスを買って店の前で食べる。
『うぅ、これおいしすぎるっ』
千「ほんと!食べて正解だったね」
二「Aー。写真撮ろー」
『あ、いいねー。どうせならみんなで撮ろうよー。アイスと共にさ』
二「えっ、そこは俺とのツーショットじゃない・・・」
藤「撮ろ撮ろ。ほら、みんな集合!」
二「いやいや、8人も入んないって」
宮「困ったときの自撮り棒でしょー」
Aを真ん中にしてみんなで紅芋アイスを食べてる写真。
みんなピースしてるのに玉と宮田だけがふざけあってる写真。
青春っぽいのを撮ろうということでみんなでジャンプしたり変顔してる写真。
ブレてるのもあったけどなかなか楽しく写真に残すことができた。
・・・俺もAと2人の写真欲しいかも。
なんだか無性にツーショット写真を撮りたくなって、街並みを眺めていたAに声をかけた。
横「A、ちょっと」
『ん?どうしたの?』
横「写真、俺と撮って」
Aの返事を待たずにカメラの準備をしていたら太輔が来た。
藤「なに?写真?俺が撮ってあげるよ」
・・・さすが太輔だ。空気が読めるというか俺の気持ちが筒抜けというか。
横「じゃぁごめん、お願い」
『太ちゃん入らなくていーの?』
藤「俺は今、写真の気分じゃないからまた今度ー」
『ふふっ、なんなのその気分屋さんは』
藤「いいからいいから。はい、撮るよー」
青い空と遠くに見える海を背景に2人でピースしてシャッターが切られるのを待つけど、なかなかシャッターが切られない。
『太ちゃんまだー?』
横「おーい、太輔ー?」
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作者名:めいめみ | 作成日時:2016年7月24日 23時