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ビンゴゲームも夕食も終わってそれぞれが部屋に戻る。
みっくんと太ちゃん渉君の部屋に、にかちゃんたちもやってきて結局またいつものメンバーで自由時間を過ごすことになった。
千「ニカ、そんな落ち込まなくても・・・」
二「だってだって」
藤「っていうかそこAちゃんのベッド」
私が使う予定のベッドに潜り込んで目から下を布団で隠すにかちゃんに向かって太ちゃんが言う。
二「まじ?なんかやっと運が巡ってきた気がする」
横「はいはい。いいから早く出ろよ」
『ちゃんと元通りにしてくれれば私は構わないよー』
玉「交代。俺もそこ行く」
二「やだ」
玉「Aー、ニカが代わってくんないんだけど」
『ベッドはそこだけじゃないんだからさ、みっくんに借りれば?』
玉「11位のやつのベッドは嫌―」
北「あ、お前うまい棒分けてあげないからなっ」
結局じゃんけんで勝ってしまったにかちゃんは5位抜けで担任とお昼を食べるという権利をプレゼントされた。
みっくんは11位抜けでうまい棒8本のプレゼント、宮っちが18位抜けでうまい棒1本のプレゼント。あとのみんなは圏外だった。
二「ううっ。なんで俺が担任と飯なんだよぉ・・・A、俺やだ!やだやだ!」
『そんなこと言われてもなぁ・・・』
千「手澤は運がよかったね。でもAちゃん的にはどうなの?手澤とお昼って」
『うーん、知らない人よりは全然嬉しいよね。話したことある人でよかったーって感じ!』
二「あいつ、じゃんけんした後に俺ってじゃんけん弱いんだよねーって自慢してきたんだよ?!超むかつく」
宮「ニカさん、落ち込んでんの?怒ってんの?」
二「両方!だから慰めてー!A−−!!」
突然にかちゃんがベッドから飛び出して、抱き着いてきた。
玉「はあっ?!」
横「・・・おい」
『うぅ・・にかちゃん、苦しいって・・・』
千「ちょっ、ニカ!玉とわった―の顔がやばいって」
二「やだやだやだー」
宮「あ、あはははー。そ、それじゃぁ俺も参加しちゃおっかなぁー」
宮っちまでくっついてきた。なんだこの状況・・・と思っていたら宮っちに続いて玉ちゃんも。
玉「宮田、ふざけんな!俺もひっつく!」
『え?ちょっ、圧迫感、すごいんだけど・・・』
藤「お前らなにやっってんのw」
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作者名:めいめみ | 作成日時:2016年7月24日 23時