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午後からは博物館見学。
あまり興味を持てない上に、午前中ビーチで遊んだからその疲れがどっと出てただただ眠たい。
眠気と闘いながらみんなに遅れないように必死について行く。
眠気と闘っているのは私だけじゃなく、にかちゃんや玉ちゃん、せんちゃんたちもそうだった。
玉ちゃんとにかちゃんは説明を受けているときに目を閉じて、体がふらふらしている。

眠たい博物館見学が終わって、次は工芸体験。
琉球グラス作りとシーサーの絵付けが選べる。
せんちゃんと渉君と私は琉球グラスを作るコース。
他のみんなはシーサーの絵付けに行った。

千「ねぇねぇ、せっかくだし作ったの交換しようよ!」

『私、人に渡せるほどちゃんと作れるかわかんないよ』

横「いいじゃん。それも思い出的なさ」

千「そうそう!やばいくらい変なのできたらネタにするから大丈夫!」

『えー、それもやだなw』

最初こそ笑っておしゃべりをしながら作っていたけど、だんだん3人とも集中して無口になっていく。
仕上げにかかる頃には3人とも汗だくになっていた。

『やばい、作ってるところ写真撮りたかったのに忘れてたw』

横「これ、無言になるな」

千「でもおもしろいね!ほんと楽しかったんだけど!」

『無駄にいっぱい作りたくなるー』

横「2人とも博物館でめちゃくちゃ眠そうだったのにw」

千「やっぱ、体験型だな」

『うん、体験型だ!』

横「なんだかんだみんな結構いい感じに仕上がってない?」

『うん!ほんといい感じ!』

千「受け取るの楽しみだなぁ」

2日目の予定も全部終わって、ホテルに戻るとシーサーの絵付け組はすでに戻っていた。
今日はみっくん太ちゃん渉君の部屋にお世話になるから、荷物をまとめてこっそりと移動する。
廊下に誰もいないことを確認して素早く部屋に入る。

『おじゃましまーす・・・』

藤「おかえりー」

北「コップどうだったー?出来た?」

横「楽しかったよー。ねっ?」

『うん!すっごい楽しかった!みっくんたちは?』

藤「画力が爆発したね」

北「すっげー守ってもらえそうなの作った」

横「シーサーも貰えるのって最終日?」

藤「そうみたい。渉たちも?」

横「うん」

北「つーか、Aどこで寝る?」

『あ、私簡易ベッ・・・』

横「こっち使っていいよ」

簡易ベッドを出そうとする私を止めて、窓側のベッドを指さす。
渉君が簡易ベッドを引っ張り出して、そのまま簡易ベッドの上に寝転がる。

横「俺ここだから取らないでねー」

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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2 , 舞祭組   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:めいめみ | 作成日時:2016年7月24日 23時

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