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千「あ！！」
校門を出てすぐ、前を歩いていたせんちゃんが立ち止まった。
千「Aちゃんの歓迎会しようよ！今からっ」
『い、いまから！？』
二「おーいいね」
北「急だな、おい」
横「A、もしかしてなんか用事ある？あるなら断ってもいいんだよ？』
『や、別に用事はないんだけど・・・』
藤「あのさー、いくら同級生でも今日会ったばっかでしかも男しかいなかったらAちゃんも気まずいでしょ。そのへん考えてやれよ」
千「あ、そっか。Aちゃんごめん」
二「えーじゃぁ歓迎会なしー？」
どうしよう。
せっかくみんなよくしてくれてるのに、なんか困らせちゃった？
男子しかいないならもう男子の友達作るしかないって思うからみんなと仲良くなりたいんだけどな・・・
でも確かに今日出会ったばかりの男子と(しかも７人も)どこかに行くってなんかちょっと私軽くない？
でも同級生だし、そんなこと考える方がおかしいよね？
うーん、難しいよぉ・・・
玉「おーい、A？」
私が難しい顔をして考えているのに気付いた玉ちゃんが、私の頬を両手でむぎゅっと挟んだ。
『ちょ、た、た、まちゃ・・・』
玉「あはは」
宮「そんなのされても可愛い子ってやっぱり可愛いよねー」
藤「なに？宮田もしてほしいの？ｗ」
宮「わ、ちょ、がやさん！うっぷ」
玉「宮田がすると可愛くないな」
二「ないな」
北「ないな」
宮「Aちゃん助けてっｗ」
私の後ろに隠れようとする宮っち。
宮っちの勢いが思っていたよりも大きくて、宮っちが私の肩を掴んだ拍子によろけてしまった。
『あ・・』
こける！って思って目をぎゅっと閉じた瞬間に、誰かに腕を引っ張られてこけずに済んだ。
こけずに済んだけど、腕を引っ張られた勢いで今度はそのまま誰かの胸にぽすっと飛び込む形になってしまった。
横「大丈夫？」
『う、うん。ごめんね、ありがと』
こけそうになった私の腕を引っ張ってくれたのは渉君だった。
抱きついちゃったみたいで恥ずかしくて、渉君の顔をあまり見れない。
慌てて渉君の胸から離れて下を向きながらお礼を言った。
玉「みーやーたー」
宮「Aちゃんごめん！ついいつものノリで」
千「まったく！Aちゃんは女の子なんだから！突っ込んでいくなよな」
二「あー、よこーさんといい北山さんといい・・・なんなの２人してベタベタベタベタ！」
北「は？なんで俺も入るんだよ」
横「俺助けただけなんですけどー」
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MEI - あずたこさん» ありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです！文章力はないですが最後まで必ず書きますのでぜひ読んでやってください（＾＾） (2016年7月19日 18時) (
レス) id: 1f2883c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
あずたこ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2016年7月18日 9時) (レス) id: 4d4c739171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいめみ | 作成日時：2016年7月11日 16時
