【#コンパス】ガンナーリボン使いの小悪魔さん【13】

#15(死神視点) ページ17

んんんんんっ！なんっなんだよあいつ！！

なんで俺をおいてあいつらといるんだよ！！！

Aに避けられてる感じとあいつら俺のことめっちゃ嫌いな感じが心にグサッときたぜこんちくちょう

「さーちーん、だいじょうぶ？」

さーちーんって俺のことかよ13だよサーティーン

「なんだコクリコか。俺の名前はサーティーンだ」

「さーちーん」

「言えてねぇわ」

「さーちーんだいじょうぶ？顔が気色悪いよ？」

「顔色が悪いって言うんだよ!!」

「そーなのー？コクリコ覚えたよ！」

気色悪いとかどこで覚えたんだこいつ

「ま、大丈夫だ。俺は部屋戻るからお前もどっかいけ」

「...はーい」

汚い歌と言われた鼻歌を歌いながら部屋に戻ろう。

「...コクリコちゃんに気安く話すなよ」

...あー...そっかこいつこんなやつだったわ

やっぱり悪魔は嫌いだよ。

「気持ちわりぃ...」

どうせAだって...
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私は悪魔。

どう足掻いても悪魔。

この角としっぽと羽が悪魔だって主張してくる。

悪魔になんてなりたくなかった。天使になりたかった。

天使に憧れていた。悪魔なんて大っ嫌いだ。

だから私は

閻魔様の言うことを無視して天へ行った。

天へ行ったら...天使になれるかもしれない。

でも違った。

天使達は私の姿を見た瞬間、私を追い出そうとした。

悪魔という人種は汚れているからだろうか。

私はなにも悪いことをしてない

ただ天使に憧れていただけなんだ。なりたかったんだ。天使に。

...でもダメだ...それが私の運命なんだ。

隠れよう。見つからないように、誰にも見つからないように死んでしまおう。

「ぁ...く...まさん？」

「!??!」

私に話しかけてきた天使。そして、悪魔にさん付けをした。

「なに？あんたも私も追い出すの？」

「そっんなこと...しないよ！」

「ふぅん。どーだかねー」

ここからが悪夢の始まりだった









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