8UPPERSー顔のない天使ー (ページ30)

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rcompulsion　a　equest・LAST ページ30

ホールの真ん中におかれている、ケース。

それを、メンバー全員が取り囲んでいた。

マック「まさかな・・・」

エース「マジか・・・」

ジャッキー「ええんかな・・・」

アーセナル「でも・・・置いてあったんやろ？」

ガム「うん・・・」

ジョニー「結局誰の依頼やったんやろ・・・」

トッポ「・・・さぁ・・・金、多いしな」

ケースの中には、報酬金一億が入っていた。

エース「案外律儀な依頼主やね」

アーセナル「(笑)そうかもね☆」

トッポ「あ、また、手紙あった！」

ジャッキー「またかいな！」

トッポ「読むで。

To８ＵＰＰＥＲＳの皆さん。

今回は依頼をしていただき、ありがとうございます。

確認が取れたため、報酬金を置いておきます。

額が多いと思われてますか？

・・・なぜなら、愛しのあなた方に、少し細工をしているからです。

では、お元気で。

From依頼主。」

ジョニー「何それ！」

ガム「細工って何？！」

マック「身に付けてるもん全部はずせ。アーセナルはリボルバーもや。エースは通信機も」

それぞれ、細工をされているようなものをテーブルの上に放り出していく。

エース「・・・何これ・・・」

エースが耳の通信機をはずそうとしたとき、耳に何か光った。

トッポ「どーしたん？」

エース「俺、この仕事んとき、ピアスしてたっけ？」

ジャッキー「いや・・・第一、お前開いてないやないか」

エース「やんなぁ・・・。コレ、何やと思う？」

エースの耳の軟骨には、黄色い石でできたピアスがはまってた。

アーセナル「ピアスやけど」

エース「そんなん知ってるわ！それやなしに、なんで、これがはまってるかってこと！皆は？」

マック「俺は・・・。！？」

髪をよけて、触ると確かにピアスがある。

皆もそうみたい。

ガム「これか・・・。細工って」

マック「小さいから、何もしかけはない。ただ単にええとこのピアスってだけやな」

ジョニー「高級なってこと？」

マック「おん。しかも、宝石やしな」

全員(マックをのぞく)「マジで！？」

トッポ「でも、まぁ、シンボルマークってことでええんちゃう？カッコエエやん」

その意見に、誰もが賛成した。

　 rcompulsion a equest〈強制依頼編・完〉