@執事__50 ページ50
*
家に帰りついた頃にはもう夕暮れ。
とても綺麗な空には橙色が広がっている。
「ただいまー。」
「お帰りー。」
どうでもいい荷物は部屋に置いて、心の準備をする。
そう言えば、宏にいが自分に言い聞かせろって言ってたな。
大丈夫、成功する。
今まで藤ヶ谷とは長い時間一緒に居た。
みのりちゃんだって手伝ってくれたし、
チョコはばっちり。
後は自分だけ。
意を決して藤ヶ谷の居るリビングまで行く。
藤ヶ谷の前まで行って、チョコを差し出す。
「…チョコ、あげる。
バレンタインだから。」
「ん、ありがとう。」
にこにこと笑いながら受け取ってくれた。
受け取ってくれた、良かった。
でも肝心な自分の気持ちは伝えられていない。
「藤ヶ谷、あのね、私…」
緊張で心臓が破裂しそうだ。
でもここまで来たら引き下がれない。
「私、藤ヶ谷のことが…んっ」
え、今何が起きたの。
目の前には藤ヶ谷の顔があって、
唇が温かくて…
頭がフリーズする。
今、今、今、
キスされた!?
そう思った時には藤ヶ谷の顔は少し離れていて、
それでも近くにあった。
「そういうのは男に言わせるもんだろ。
…A、好きだよ。」
間近で言われて、
夢みたいで、
まさかこうなるとは思わなくて、
頭が真っ白になる。
「本当に?」
「こんなので嘘つける訳ないだろ。」
少し横を向いて拗ねている藤ヶ谷。
「…うん、私も好き。」
2人で笑い合って過ごした時間はとても幸せでした。
これからも、こんな時間がずっと、永遠に続きますように。
私は願いを込めて、彼にキスをした。
* Fin *
完結させて頂きました。
続編を書こうとしたのですが、心が折れてしまったので、ここで終了とさせて頂きます。
最近、ゆっくり出来るようになってきたのでまた作品を作れたらなと思っています。
次の作品こそは計画的に…
そのつもりです。_(._.)_
またどこかで会えたらいいなと思います。
皆さんに面白い小説が届きますように。
Have a nice book.
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みかん。(プロフ) - 雅さん» 初めまして。 コメントありがとうございます。 執事がキスマイだったらいいのに、と思って書いてます。 更新頑張ります。(・ω・´) (2015年1月20日 19時) (レス) id: 622502b1e0 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - こんにちは。はじめまして。作品読ませていただきました。私はガヤ担で執事の藤ヶ谷くんが本当にいたらいいのに。と思いながら楽しませていただきました。更新、頑張って下さい!楽しみにしてます!! (2015年1月17日 19時) (レス) id: dbbb176527 (このIDを非表示/違反報告)
みかん。(プロフ) - りまさん» すいませーん。(・ω・) (2014年11月24日 21時) (レス) id: 622502b1e0 (このIDを非表示/違反報告)
りま(プロフ) - みかん。さん» さりげなくラボンネタぶっこむなしww (2014年11月22日 20時) (レス) id: dfdc2e98fd (このIDを非表示/違反報告)
みかん。(プロフ) - りまさん» うるせえ、更新したし。(・ω・) (2014年11月22日 19時) (レス) id: 622502b1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん。 | 作成日時:2014年7月22日 22時