モテ男は私の執事です。 #F

@執事__44 ページ44

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その後は少し話してから、解散した。





クリスマスパーティーの次の日から冬休みで、
だらだらと過ごす。

玉森君の家に行ったり、
みのりちゃんとショッピングしたり、

宏にいのホテルに遊びに行って、
横尾さんの料理も食べたし。
(やっぱシェフなだけあって、凄い美味しかった。)



そんなこんなで年も明け、
膨大な年賀状にため息をつき、
やれパーティー、それ挨拶と親に駆り出される。
(その間、藤ヶ谷は燕尾服を着てました。
あ、後、パーティーで玉森君とか二階堂君とも会いました。)

忘れてるかもしれないけど、
一応親凄い人なんだよ？

私は別に…はい。



やっと落ち着いたのは４日。

色々と疲れていたので休もうと思ったら、
藤ヶ谷に連れだされて初詣。
おみくじを引いたら中吉で微妙。
藤ヶ谷は大吉。

…(´・ω・)



おせちやらお餅やら美味しく食べていたら正月太りはするし、
親には使われるし。

大変だけど、楽しい冬休みでしたよー。





そんなこんなで新学期も始まり、もうすでに２月です。



「Aちゃん、おはよー。」

「あ、みのりちゃん。」



テストがありましたが、
二階堂君を除き皆ほぼ満点でした。

素晴らしいね。



「Aちゃんは、バレンタインあげないの？」

「え？ あげるよ、もちろん。」

「いや、本命だよ？」



みのりちゃん、単刀直入ですな…



あの日から藤ヶ谷に対する気持ちは受け止められたけど、
そんな勇気はまだない。



「あげようよ。 好きなんでしょ？」

「…まあ、そうなんだけどさ。」

「私も手伝うからさ。」

「気持ちは嬉しいよ。 だけど…」



やっぱ振られたら嫌だし、
気まずくなるのなんてもっての外な訳で。




その時、丁度チャイムが鳴り宏にいが入って来た。



「じゃあHR始めるぞー。」



悩み事が一つ増えちゃいました。


*

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