俺のカノジョ、めがみ 2【三ツ谷隆】

マイキーのわくわく☆UNO大会 ページ13

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「つーことで！」




改めて何の呼び出しなのかを聞いたところ
マイキーはじゃじゃーんと言って
あるものを取り出した。


それは、でかでかとU,N,O,と書かれた赤い箱。




「UNOかよ。」


「UNOだよ。」


「UNOじゃん。」


「UNOだよ。」


「UNO、ですね。」


「UNOだよ。」


『UNO…したかったの？』


「うのしたかったのﾞ！！！！」




ご丁寧にみんなからのUNOかよツッコミに答える。

Aに聞かれた時、物凄いテンションだったな。



うだうだ言いながら訳分からねぇぐらい
飛び跳ねてて…お前頭ぶつけるぞ。




「…それの為に俺ら呼んだのか。」




真顔で俺の方を向き
だって一人でできねーもん、なんて言う。



回りくどく緊急事態だとかペヤングがどうとか
って呼ぶなよUNOやりてぇって呼べよ。


…まあそう言われたところで行くかどうかは別。
AかUNOかならAだろ。




「勝ったヤツにはなんかあげようと思う！
　まだ用意してないけど！」


「ペヤングゥゥゥウウウ」




そんでお前取り憑かれてんの？大丈夫？
なんかこわいから1回ペヤングと距離置こ？





「負けたヤツには〜…
　もちろん罰ゲェーム！イェーイ！！」



『ば、ばつげーむ…。』



「罰ゲーム受けるやつ少ねぇと面白くねぇし、
　半分に分けてやりまーす！」



「どう分けるんスか？」







「めがみサマと俺。あとそれ以外。

　…え、なに？文句ある？」







当たり前だよな？みてーな顔で言うけど
おかしいだろいろいろ文句大ありだわ。




「お前…半分知らねーのか？」



「マイキーくん！
　半分コは場地さんでも分かりますよ！」



「千冬ぅ、お前 今 馬鹿にした？」



「…してないっス気のせいっス！！！」




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