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｢……｣
寝れない、寝れないよ!
てか寝れるはずがないんだよ!
もう心臓がバクバク、ドキがムネムネ、そろそろ飛び出そう
｢…寝ないんすか｣
｢…寝れないんです｣
｢子供みたいに心臓バクバクしてるんじゃないっすか｣
なんて超煽りモードの先輩
は!?当たり前だろ!図星だよ!
なんて思いながらも図星だったのが悔しかった私は先輩の胸に耳を当てた
｢…｣
｢…｣
｢…先輩｣
｢煩いっすよ｣
｢いや、煩いのは先輩の心音じゃないですか〜｣
｢潰しますよ｣
こわ!何この人!証拠隠滅か!?
｢…なんでこんなにドキドキしてるんですか｣
｢馬鹿な事聞いてないで寝てください｣
なんて言いながら私の頭をぐしゃっと撫で胸から頭を離される、先輩の顔を見ようとしても見るなと言わんばかりに手で目を塞がれる
｢ずるい!｣
｢何がっすか、早く寝てくださいほんまに｣
と言われ目を塞がれていた手で私の背中をトントンと優しく叩く先輩
私子供じゃないんだけど…!!
なんて言い返しても結局煽られる事を分かってる為口を噤んだ
いつかギャフンと言わせてやろう
どうやって陥れてやろうか…なんて考えているといつの間にか私は深い眠りの中へと沈んでいってた
ﾁｭﾝﾁｭﾝなんて鳥の囀りが聞こえたのはそれから何時間後なのだろうか、眩しい光が私のことを照らして目を開ければそこは見慣れぬ部屋だった
ふわふわとした足取りで取り敢えず水でも飲もうと思い見慣れぬいつもより少しだけ長い廊下を歩いて見慣れぬリビングへと行くと声をかけられた
｢やっと起きたんすね｣
｢ふぁ〜い｣
｢寝ぼけてるんすか?｣
と私に笑顔で話しかけてくれる男性はとっても先輩に似ていて……え?
｢ちょ、え、先輩!?なんで!?｣
と驚きながら言うと先輩は優しく笑った
｢おはようございまーす寝坊助さん｣
｢ねぼすけ…え、今何時!?｣
｢十一時っすけど｣
十一時……やばい、寝すぎだ
それにここまでやってくれた先輩に朝コーヒーすら出してあげれてない…最悪や…
｢すみません…｣
｢何がっすか｣
｢もうなんか色々と｣
｢じゃ昼ごはん作ってくださいよ、少ししたら昼やし｣
と言われ是非とも!と言い取り敢えず何を作るか決めるため冷蔵庫の中を拝見する
｢ショッピ君の冷蔵庫はビールだらけ〜♪｣
｢変な歌作らないでください｣
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あずきいろ
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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彩心(プロフ) - アンバさん» とってもとっても嬉しいです…；；；；アンバさんも体調には気を付けてくださいね。これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2021年8月25日 18時) (
レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - ゆめさん» 何回も読み返してる等と嬉しすぎるお言葉です…本当にご愛読有難うございます (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - きつねさん» 有難うございます、ｚｍさんのは納得がいかずいつかリメイクした時に楽しんでいただけると嬉しいです (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - ただの人さん» 嬉しいお言葉有難うございます、番外編は今日パスワードを解除したので、更新はすぐにはしませんが良ければ楽しんでください：） (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
アンバ(プロフ) - 更新来てビビりました(笑)初めて占ツクで読ませてもらった作品がこのシリーズで､初めてお気に入り作者登録したのも彩心さんで､大好きです｡新作､待ってます！体調に気をつけて頑張って下さい！！ (2021年8月25日 18時) (レス) id: 04b4947088 (このIDを非表示/違反報告)
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