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「お邪魔しました〜!」
と言いながら皆でエミさんの家を出る
結局シャオちゃんは潰れてちゃんと片付けなかったし…
「じゃ、俺らはここでおいとましますわ、ショッピ君、Aちゃんよろしくな」
とトントンさんが酔いつぶれたシャオさんを半ば引きづりながら手を振り私たちとは反対方向へと行く
「お疲れ様っす」
「お疲れ様です!」
と私は手を振りながら笑顔で返す
今の私は機嫌が良い、だってあの我々だの忘年会を生で見れたんだから、生放送ではなくマジで生、生身だ、もう死んでも悔いはない
「…じゃ俺らも帰りますか」
と先輩に声をかけられ私は夢の世界から現実へと引き戻される
「ﾍﾍｯ、なんかその言い方だと同じ家に帰るみたいですね」
なんて口走ってしまったのを瞬時に後悔する、ちらっと先輩を見ると驚いた顔をが見えた
「なーんて、嘘」
「来ますか?俺の家」
と予想外の返事が飛んできて今度は私が驚いた顔
「え、今、なんて」
「なーんて嘘っすよ」
と戸惑っていると先輩は悪戯っ子のような笑顔で笑う
「酷い!乙女の心で遊んだらダメですよ!」
「乙女って笑」
「今笑いましたね!?私もちゃんとした乙女です!乙女の心弄んじゃダメです!」
とエミさんに教えてもらったタクシー乗り場へと足を運びながら言い合っているとニヤリと先輩が笑った、こうやって笑うときは決まって私を揶揄う時だ
「じゃあ来ますか?こんな夜遅くから、独身男性の家に、女性一人で」
「い、行くって言ったらどうしますか」
「拒否りまーす」
「酷い!」
なんて言い合いをしながらタクシーに乗り、タクシーの中では色んな話をした、シャオちゃんが思った通りお酒に弱かった話とか、料理対決が超次元だった話とか、エミさんの家のトイレに薄い本があったとか…
とにかくここ最近で貯めていたもの全て、友梨さんに持って行かれていた時間を埋めるように私は必死にいっぱい先輩に話した、この時間が終わらないでと心のそこで思いながらも
「っと、着きましたね」
「え、先輩もここで降りるんですか?」
と家まではまだ少しあるはずの先輩もタクシーを降りたことを不思議に思い聞く
「寂しそうな顔してたんで部屋の前まで送って行ってやろうと思った優しい先輩なんで」
と揶揄うように答えて笑う先輩
「寂しい顔なんてしてませんし!」
なんて言いながらアパートの階段を登っていくと着いてくる先輩を見て少し嬉しさを感じてた
「帰り遅かったじゃん」
この声が聞こえるまでは
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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彩心(プロフ) - アンバさん» とってもとっても嬉しいです…；；；；アンバさんも体調には気を付けてくださいね。これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2021年8月25日 18時) (
レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - ゆめさん» 何回も読み返してる等と嬉しすぎるお言葉です…本当にご愛読有難うございます (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - きつねさん» 有難うございます、ｚｍさんのは納得がいかずいつかリメイクした時に楽しんでいただけると嬉しいです (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - ただの人さん» 嬉しいお言葉有難うございます、番外編は今日パスワードを解除したので、更新はすぐにはしませんが良ければ楽しんでください：） (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
アンバ(プロフ) - 更新来てビビりました(笑)初めて占ツクで読ませてもらった作品がこのシリーズで､初めてお気に入り作者登録したのも彩心さんで､大好きです｡新作､待ってます！体調に気をつけて頑張って下さい！！ (2021年8月25日 18時) (レス) id: 04b4947088 (このIDを非表示/違反報告)
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