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「寒いですねー」
と両手に息をかけ俺の隣で笑っているのは友梨さん
ではなく俺がずっと隣にいて欲しかった蜂谷さん
そうっすね、なんて素っ気なく返してもですねーなんて可愛らしく笑ってくれるそんな彼女
キラキラと光るイルミネーションに照らされた彼女はいつもよりも輝いて見えた
え？返事が素っ気なくて楽しそうに見えない？
何言ってんすか、俺の心の中はもうどんちゃん騒ぎっすよ、彼女の言葉を借りるとしたらパーリーナイっすよ
「っと！物は相談！」
と急に俺の前に出てクルリと周り俺の方を見て両手を腰に当てる彼女
「は、はぁ、なんすか」
「先輩何欲しいですか」
そう、今日はクリスマス、きっと世の中の恋人などはクリスマスイブにプレゼントやらを買いクリスマスの日に交換をしてケーキを食べるのだろうが俺と蜂谷さんの最近の日常を簡単に説明すれば波乱万丈、到底プレゼントがなんだかんだと考えれる余裕などあるはずがなかった
実際のところ今年のクリスマスはぼっちかなと思っていた
「欲しいものっすかぁ」
と言い考えるそぶりを見せる
正直な所欲しい物は今はない、彼女との平和な日々があれば正直何もいらない…なんてキザすぎるので絶対に言わない
今日こうやって外に出ているのは彼女にクリスマスプレゼントを買う為、よって俺は欲しい物もなく、それよりも彼女に出費なんてさせたくない
「ありませんとかなしですよ」
と俺の頭の中を読んだかのようにいう彼女
「まぁ取り敢えず入りましょう」
とモールの方を指しどうにか話を逸らす
「おぉー！あれ以来のモール！」
「…あれ以来っすね」
あれ以来…そう互いに偶然出会い何故か最後には友梨さんとご飯を食べたあの日
嗚呼、もう思い出したくもない
「クッリスマスゥ！」
「ちょ、子供じゃないんすから」
まぁ、いつの日かの彼女とのデートのリベンジとでも思っておこうか
「あれ？Aちゃんとショッピ君やん！」
「ほんまや」
「嘘でしょ……」
「おー！シャオさんとトントンさん！」
と笑顔な彼女と裏腹にきっと俺は嫌そうな顔をしているだろう
なんでだ、なんでこんなに皆さんに会うのだ、リベンジとか言った瞬間既視感があるシチュエーションを作り出すのはやめてくれ
まぁ、今回は二人とも空気を読んでくれあっちへと行ってくれるだろう
なんて思っていた俺が甘かった
「折角なので皆さんで回ります？」
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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彩心(プロフ) - アンバさん» とってもとっても嬉しいです…；；；；アンバさんも体調には気を付けてくださいね。これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2021年8月25日 18時) (
レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - ゆめさん» 何回も読み返してる等と嬉しすぎるお言葉です…本当にご愛読有難うございます (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - きつねさん» 有難うございます、ｚｍさんのは納得がいかずいつかリメイクした時に楽しんでいただけると嬉しいです (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - ただの人さん» 嬉しいお言葉有難うございます、番外編は今日パスワードを解除したので、更新はすぐにはしませんが良ければ楽しんでください：） (2021年8月25日 18時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
アンバ(プロフ) - 更新来てビビりました(笑)初めて占ツクで読ませてもらった作品がこのシリーズで､初めてお気に入り作者登録したのも彩心さんで､大好きです｡新作､待ってます！体調に気をつけて頑張って下さい！！ (2021年8月25日 18時) (レス) id: 04b4947088 (このIDを非表示/違反報告)
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