23話 ページ26
tnside
2人の顔は青ざめていた
正直俺もチビりそうだ
彼の表情は口は少し笑っているが目が全く笑っていない
こんなの漫画とかでしか見た事なかったけどほんまにあるんや
そう思いながら俺はAを見上げる
彼の海色の瞳は何を映すことも無くただ2人を見つめていた
『....で？誰が？誰を？面倒だって言ったの？
なぁ、言ってみろよ』
いつもの丁寧な口調ではなく荒々しい口調になったAにさらに怯える2人
こんな荒い口調俺も初めて聞いたんやけど、怖いって思うよりかっこいいと思ってしまってる自分が少し嫌になる
mb子｢え、っとぉ
少しお話は持っちゃったけどぉ
で、でもぉ！Aくぅんが富田林さんから仕事頼まれてるっていつもいってたからぁ！
mb美ちゃんと一緒に！｣
一生懸命取り繕ってAに言うが彼は流すように聞いて無表情で見つめる
mb子｢そ、れで.......｣
『それで？
おい、続きはどうしたんだよ』
彼はそう問い詰めると彼女は目に涙をうかべ焦り出す
mb美さんはずっと黙っていてmb子さんを見つめている
mb子｢だって！おかしいじゃん！
私には構ってくれないのに変人の富田林さんの事ばっかり！
そんなのおかしいじゃん！
なんで可愛い女の私じゃなくてこんな怖い男の富田林さんに構うのよ！｣
その言葉を聞いた瞬間急に寒気がした
今まで多少笑って話を聞いていたAだが今回はまじで無表情だ
さすがに俺も後ずさりしてしまい恐怖を覚えた
mb美｢は、はぁ！？
あんた話が違うじゃない！
富田林さんがAくんにパワハラしてるから2人を離すのに協力してって言ってたじゃない！
私彼氏もいるのに社内の雰囲気を良くするためだと思って、証拠を掴むためにあんな態度で近寄ったのに！
あんた騙してたの！？｣
mb子｢あ、そ、そう！そうなの！
そういう理由なの！｣
焦りながら思い出したように同意するmb子さんに俺はようやく納得がいった
どうもmb美さんは、さっきからAの心配する発言が多かった
やけに俺の仕事面について言うと思ったらそういう事か
話を聞く限りmb美さんは、騙された感じか
mb美｢Aくん、実際どうなの？
富田林さんからパワハラは受けてたの？
無理やり仕事押し付けられてたの？｣
『...そんな事実一切ないです』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふぐまる - 自分この作品に一目惚れしました!!大好きです。更新頑張ってください。後輩君のキャラが好きすぎる…… (2021年11月14日 19時) (
レス) @page16 id: b9922fc0ba (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 一目惚れ！！！後輩くんとw/r/w/r/d/さんの関係性がめっちゃ気になります！更新頑張って下さい (2021年11月8日 22時) (レス) @page14 id: 0e1788e627 (このIDを非表示/違反報告)
シトラス(プロフ) - この作品に一目惚れしました…もう語彙力が低下するくらい好きです！これからも更新頑張ってください！あとちなみになんですが、オリジナル作品になっていますよ (2021年10月18日 16時) (レス) id: 03b5a0f412 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すぴーど | 作成日時：2021年10月18日 13時
