検索窓
今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:2,744 hit

ページ10

ケラケラ笑って携帯画面を見るカンタ。どうやらコメントを見てくれてるらしい。


カ「さては宿題してる時に掃除したくなる人ですね?」

『掃除なんかするかよ、ちゃんとゲームするわ!』

カ「ゲームしてるじゃないすか笑」

『あと普通に宿題は初めに終わらせるタイプ』

カ「先輩の癖に?」

『嫌な事は先終わらせた方がいいだろ』

カ「珍しくまともですね」


●Aは宿題忘れるキャラやん!
●一緒に編集してるとこみたい


カ「一緒に編集してるとこ見たいって言われてますよ?」

『編集拒否』

カ「編集してるとこ撮る動画は編集少なくて済むと思いますけど?」

『...でもめんどいからいいや』

カ「今月は最低でも週に2本動画上げる盟約立てましたよね?」

『あーもう!わーったよ!一緒に編集すりゃいいんだろ!!』

カ「後で俺と編集しましょう」


●なんでそんな嫌がる?笑
●編集嫌いが良くYouTuber出来たなwww


なんで嫌がるかなんてそんなの決まってる。カンタがスパルタだからだ。


『カンタと編集やったらズル休み出来ないんだもん』

カ「嫌なことは先に終わらせましょう」

『休憩しようとしても腕掴まれて座らされるし、携帯は取り上げられるし、Aさんそこはこのショートカット使った方が楽ですよとか言ってくるし、次そのショートカット使わなかったらさっき教えたことは右から左ですかそうですかとかいちいち言ってくるし、何よりタバコ吸いに行かせてくれんくなる!!』

カ「あー、それくらいしか嫌に思ってなかったならもうちょい干渉しても平気そうですね?」

『お前は耳が詰まっとんか!!!』


●仲良すぎwww
●佐藤教授じゃん笑


コメントをちらっと見てカンタに一泡吹かせる名案を思いつく。彼の服をちょんと掴んで盛大なぶりっこをかましてみた。


『優しくして下さい、寛太先生。』


一瞬目を見張った彼は次第に頬が緩んでくる。私の事好きすぎて可愛い。


カ「せ、先生じゃありません!」

『せんせ、厳しいのやです。』

カ「あーもう変なスイッチ入ったよ...」


●なんかえっちだね〜
●ときめいてるの丸わかりで草
●先生優しくしてあげてください


グズグズと嫌がる私を丸め込んだ彼はインスタライブを終わらせた。そして部屋からメガネを持ってきた彼はわざとらしくシャツのボタンを閉める。


カ「はい、編集の授業初めマース」

『先生、保健の実技がいいです!』

カ「揺らぐお誘いすんの辞めてくださーい」

『揺らぐんかい笑』

しつもん リク→←インスタライブ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴあ | 作成日時:2023年11月13日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。