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恩返しという名の足つぼマッサージを食らわせると大声で叫ぶ4人+俺。おかしい、こんなはずじゃなかったのに。そんな時俺らの大声を聞いてかAさんがひょこっと顔を覗かせた。


カ「うるさかったですか?笑」

『ううん、これお水どうぞ〜』


大声のケアの為にのど飴と水を持ってきてくれたらしい。そういう細やかな気配りがAさんらしさで後輩に気に入られる理由だ。


た「あっ!やっぱり売れっ子タレントともなると日々お疲れなんじゃないですか〜?」

『...来るんじゃなかった』

は「Aさんもやってもらった方がいい!」

『にゃんにゃん、黙らせてそいつら!』

カ「先輩1番忙しいんだからやっときましょ。」

「どうぞお座り下さい」


とても嫌そうに腰を下ろしたAさん。可哀想で笑える。


『こいやァ!!』

ゆ「ヤンキーなの?笑」


先生は楽しそうに足裏を押し始めた。ただし痛そうな様子は無し。


『あ、やっぱり私が美人で愛らしいから弱くしてくれてんだわ。』

カ「全く痛くないですか?」

『痛気持ちいい』

カ「先生それどこのツボですか?」

「これは頭ですね」

カ「おかしいな、絶対先輩痛いはずなのにな...」

『それどういう意味かな』


先生も首を傾げている様子。足つぼに強いのかと半ば諦めモードで見つめていると突然Aさんの体が跳ねた。


『痛いっ!ちょ、そこめっちゃ痛いやんけぇ!!!』

カ「あー!きたきた笑」

た「そこはどこですか?」

「あーの、生殖器です」

『欲求不満ってことォ!?』


早く止めろと俺の脚をペシペシ叩くAさんが可愛くて無視を続けていると彼女は俺を睨み付けて口を開いた。


『あー!絶対に欲求不満だぁーー!!!だって彼氏が仕事ばっかで構ってくれないもんなぁーー!!!』

カ「先生、そろそろ大丈夫です。」

『こっちはやる気満々なのにさぁーー!!清楚気取ってる彼氏のせいでめっちゃ痛いわァ!!!』

カ「もう止めてください!!すいません!!」


ゲラゲラ笑う男4人と楽しそうな先生。なんで俺が攻撃食らうの。ていうか俺もやる気はある!いや、それは論点が違う。ようやく解放されて寝転がったAさんは俺を睨みつけた。怒った顔も可愛いな。


「ちなみに睡眠不足とかでも痛くなります」

カ「絶対そっちだ。」

ふ「欲求不満なのに睡眠不足?笑」
_

aaa・1時間前

カレイの煮付けを彼氏に振る舞うの可愛いかよ


bbb・1時間前

痛くならないように彼氏に構ってもらいな?

おデートドッキリ→←肉塊



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作者名:ぴあ | 作成日時:2023年11月13日 7時

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